ホワイトハウスで見つかった白い粉はコカインと判明――あいつのものか?との憶測が広がる

ホワイトハウスで白い粉

ホワイトハウスで白い粉が見つかったとして、騒ぎになっています。

現地7月2日日曜の夜、ホワイトハウスでシークレットサービスが不審な白い粉を見つけて緊急通報し、危険物処理班が出動して一時的に関係者の避難があったという。

当初、西棟に近い入口ゲート内とされていましたが、詳しくは入り口すぐの1階の図書室で見つかったようです。

ただ記録には「図書館」と明記されているが、シークレットサービスの関係者は西棟の「作業エリア」だと主張しているという。なぜ食い違うのか。

この付近はホワイトハウス見学ツアーのルートになっており、2階上には大統領家の居住区があるとのこと。

けっきょく白い粉は「コカイン」だと確認され、4日の独立記念日にメディアで一斉に報じられました。

2日の騒動

2日の夜8時49分36秒、無線で「コカイン塩酸塩と書かれた黄色い棒を発見」と報告があったという。

これを受けたワシントンDCの消防署は、「袋に詰めて運び出せ」と指示しています。駆けつけた消防はすぐに危険物ではないと判断し、さらなる検査のために研究所に送られたとのこと。

白い粉が見つかった時、ジョー・バイデン大統領はキャンプ・デービッドで休日を過ごしており、そこにはハンター・バイデンも合流していたという。

この騒ぎで、ジャーナリストのアンドリュー・ライデン氏が、ホワイトハウス西棟のゲート付近に危険物処理班が出動していることをツイッターに投稿しています。

2日前にハンター・バイデンが訪れていた

そこで物議になっているのは、不審物が見つかった2日前の金曜に、ハンター・バイデンがホワイトハウスを訪れていたことです。

その後ハンター氏は父親らとともに、キャンプ・デービッドに向かっています。

そのためコカインはハンター氏のものではないかとの憶測が乱れ飛んでいる。なぜならハンター氏は、他の訪問者より少ない警戒でホワイトハウスに出入りできるからだという。

ハンターはコカイン中毒だった

もちろんこれは単なる憶測に過ぎません。

ただ憶測が出るのも仕方がないわけで、なぜならハンター氏は自身の回顧録『Beautiful Things』の中で長年にわたるコカイン中毒との闘いを告白しているからです。

それによると2015年に兄のボー・バイデン氏が亡くなってからさらに激しくなったと述べています。

2016年にはラリって事故を起こしたことを認めており、アリゾナ州でリハビリ更正施設に入るまで、12日間もハイな状態が続いたという。

そしてハンター氏のラップトップに保存されたデータには、コカイン乱用を示す画像や、テキストメッセージなどの会話が数多く残されていました。

つい先ごろも、2018年にハンター氏がラスベガスの乱痴気パーティーへ向かうポルシェの中で、ドラッグを吸いながら時速172マイル(276km)でカッ飛んでいる写真が拡散しました。

なぜ訂正?

もし仮にホワイトハウスで見つかったコカインがハンター氏のものだとしても、おそらく隠蔽される可能性が高いのでは。

というのも、昨日も書いたように今バイデン大統領はネガティブな情報が多いし、議会でもバイデンファミリーの海外贈収賄疑惑が追及されている中ですから、これ以上の悪い状況は避けたいはず。

しかもハンター氏の司法取引も危うくなってしまう。

ハンター氏は2件の税務犯罪を認める代わりに、銃購入の書類に「薬物は使用していない」とウソの記載をした重罪を逃れるため、司法取引を行って刑務所入り避けようとしています。

そのためには、また薬物を使用しているのがバレるとややこしいことになります。

ただ今回のホワイトハウスで見つかったコカイン、「図書館で発見された」と記録されているにもかかわらず、シークレットサービスが「作業エリア」と訂正しているのもなんとなく引っかかる。

というのも作業エリアにハンター氏や見学ツアー客が入ることは考えづらく、だとしたら誰か内部の者が持ち込んだことにする筋書きを考えているとするなら・・・?

そうなれば内部スタッフなり、その場の責任者なりのクビを飛ばすだけで済む事が考えられる。

もちろんあくまで推測ですよ。推測。

まあ下院共和党が動くしかないでしょう。


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