ディズニーが完全な負け、DEIの廃止が発表

ディズニーがDEIを廃止

昨日、ディズニーのDEI(多様性・公平性・包括性)推進について書きました。

内部告発者によると、ウォルト・ディズニー・カンパニーはDEIプログラムによって保守派の従業員を閉め出していたという。↓

ついに内部告発者が暴露――ディズニー社はいかにして従業員を迫害してきたか

2023年8月3日

口では「多様性・公平性」と言っておきながら、保守派だけを差別するというのがよくわかりません。先ごろ米最高裁が違憲判決を出したハーバード大学などのアファーマティブ・アクションと同じです。

それも人種差別をなくせと言っておきながら黒人・ラテンアメリカ系を優遇して入学させ、アジア人や白人を逆差別していたのです。

そんな中、ディズニー社はDEIを廃止することになったと報じられました。

これはフロリダ州のロン・デサンティス知事が新たに任命した、セントラル・フロリダ観光監督地区の理事会が発表したものです。

「当地区は、人種によって私たちを分断したり、我々は平等につくられていないという考えを助長するような試みには、もはや参加しない。」と、同地区の管理者グレントン・ギルゼアン氏が発表しました。

リーディ・クリーク改善法

ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートがあるフロリダ州のオレンジ郡とオセオラ郡にまたがるセントラル・フロリダ観光監督地区(CFTOD)は、旧リーディ・クリーク改善地区(RCID)といい、その土地を管理する管轄区域です。

この地区は1967年に可決された「リーディ・クリーク改善法」によってディズニーの自治区のようになっており、税制・建築・道路・消防・水道その他の特権が認められていました。この法律があったからこそ、ディズニー・ワールド・リゾートは建物を自由に建てたり、テーマパークをやりたいように運営することがことができた、いわばディズニーに認められた特権です。

ところが昨年フロリダ州が、小学3年生以下の児童に性的指向や性自認を教える教育を禁じた法案を可決したところ、DEIを推進しているディズニーが反発したのです。

これによりディズニーはフロリダ州政府とバチバチの睨み合いになったばかりでなく、子供を持つ親からも反発を食らい、ボイコットを受けて株価が急落し、最終的に人員削減にまで追い込まれました。

デサンティス知事はディズニーと真っ向から対立し、「だったらおまえらの特権を剥奪してやるよ」と言わんばかりにリーディ・クリーク改善法の廃止に動いたのです。

それが可決され、2022年4月22日にデサンティス知事はリーディ・クリーク改善法を廃止する法案に署名し、事実上ディズニーに与えられた特権は6月1日をもって消滅することになりました。

この地区は新たにCFTODと呼ばれることになり、デサンティス知事は5人の理事を任命し、ディズニーから主権を取り上げたのです。

税金が使われた

CFTOD監督局は声明で「性別と人種によってアメリカ人を差別する雇用と契約プログラムを実施し、納税者に数百万ドルの損害を与えた」と主張し、「DEIの職務は全て廃止される」と述べました。

これによりディズニー内のDEI部門を解散し、それに関する全ての役職を廃止し、DEIを雇用や契約に加味することはないとしています。

「いわゆるDEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)のイニシアチブは、前理事会が在任中に進められたもので、違法であり、単なる非アメリカ的なものです。」

「当地区は、人種によって私たちを分断したり、私たちは平等にはつくられていないという考えを助長したりするいかなる試みにも、もはや参加するつもりはありません。」

請負業者を脅していた

またこれに伴い、地区内で女性やマイノリティが経営する企業や店舗に特別な配慮をしていた契約プロトコルも廃止されるという。

これまでは多様性を満たすため、性別や人種による割り当ての基準を設けていたという。「このノルマを達成するために、地区は女性・マイノリティの請負企業を探すための予算を使っていた」といい、その予算は数百万ドルにも及んでいたという。

さらにディズニーは、その請負業者が人種や性別のノルマを守っているか監視し、そのための税金も使っていたと主張しています。

そこでもし人種や性別のノルマを守らない請負業者があった場合には、入札を失格させるぞと言ったり、お金を払わないぞと「脅していた」とのこと。

逆差別

これでいったんディズニーが完敗した形になりました。まだ巻き返してくるか?

いずれにしても、Woke左派の実態がどんどん明らかになっています。

アファーマティブ・アクションと同じく、彼らは多様性・公平性・包括性というキレイ事をうたい文句にしながら、実は逆差別をやっているのです。それがディズニーの場合、保守派の排除という形でした。

まあスポーツ競技でも生物学的男性のトランスジェンダーを女子競技に受け入れて、その結果勝ちまくり、逆に女性の方が差別を受けているような形になっているのと同じような構図に見えますが。

左派はただぶっ壊したいだけなのでは。BLMみたいに。

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2023年4月1日
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