メディアはウクライナの厳しい現実を伝える――ウォール・ストリート・ジャーナル「停戦をまとめるのは次の大統領のトランプだ」

The White House, Public domain, via Wikimedia Commons

ウクライナがますます劣勢か

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その件で昨晩、捨てメアドの人からご意見をいただきました。ちなみにその方はiPhone OS 16_1_1をお使いで、中部地方の某県の某キャリアのサーバーから発せられたっぽいです。
また天体配置からしてこのタイミングで何か言ってくるのは男性の可能性が高いですが。もしかしたらワクチン打っちゃった自分が悔しいから八つ当たりでもしてきたんですかね、わからんけど。

いずれにしてもいま誹謗中傷は、ジャニーズ当事者の会から自殺者が出た事からも問題になっています。お気をつけくださいませ。

さて本題です。

ロシア/ウクライナ戦争におけるウクライナ側の状況が、いよいよ切羽詰まってきているように報じられています。これは以前も書きましたが、さらにその傾向が現実的になっている事を示している。↓

欧米の主流メディアが「ウクライナは負けている」と一斉に報じ始めたぞ

2023年8月30日

先ごろ当ブログでも触れたように、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領と軍トップのヴァレリー・ザルジニー総司令官との間に亀裂が入っていると言われています。

そんな中、メディアがさらにウクライナ擁護論から手の平を返しつつあることで、いよいよウクライナが追い詰められているのか。

EUそして米国の反応

ロイター通信によれば、戦況が長引くにつれてウクライナでは疲労が増しており、西側諸国の支援者の間に暗いムードが漂っていると伝えています。

欧州連合(EU)は12月14・15日にウクライナとの加盟交渉を開始することが決まっているが、EUの首脳たちはかなりの費用がかかることに気づき、「どうやって支払うのか?」と頭を悩ませているという。

なんでも2027年まで、ウクライナのために500億ユーロを追加する長期予算の修正案は、各方面から批判を浴びているとか。

その理由の一つはハンガリーがこの案に抵抗していることで、それにつれてEU圏内の他の国々も戦争の行方について疑問を呈するようになってきているという。
Senior EU official channels increasing gloom over Russia’s war in Ukraine /Reuters

また米国ではバイデン政権が、相変わらずウクライナへの軍事援助を議会に緊急要請している中、新たに下院議長になったマイク・ジョンソン議員が、イスラエルの追加予算だけを支持し、一方でウクライナへの資金援助は次回に繰り越したという。

ただそれがいつになるかは不明だといい、ホワイトハウスはウクライナへの資金供給能力はほぼ底をついたと警告している。

「我々は今、ウクライナに提供している安全保障支援パッケージについて、厳しい決断を迫られている。これまでのようにウクライナを支援するための滑走路はどんどん短くなっている。」
Zelensky’s No. 2 visits DC as US warns Ukraine funds running dry /The Hill

NATOも「戦況は厳しい」

NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は11月16日の記者会見で、ウクライナの戦況はNATOの予想以上に厳しいと述べ、ロシアがアブデエフカ(ドネツク近郊の都市)周辺への攻撃作戦を開始したことを認めたという。

「戦場の状況が厳しいことを認識する必要がある。ロシアは和平ではなく、さらなる戦争を計画している。ロシアは、例えばアヴデエフカ周辺での攻撃作戦を開始しようとしている。しかし、戦場の状況が期待されたものよりも困難であるという事実は、支援に反対する論拠にはならない。繰り返すが、プーチン大統領の勝利を許すわけにはいかないからだ」
Situation on battlefield more difficult for Kiev than NATO expected — Stoltenberg /TASS

これに先立って14日にストルテンベルグ事務総長は、ロシアとの停戦交渉はウクライナの決断次第だと述べていました。

「ロシアとの交渉をいつ、どのように開始するかはウクライナが決めることだ」

これは11月7日に米国務省のヴェダント・パテル副報道官も、(交渉は)「ウクライナ次第だ」と述べたという。

ロシアが負けるというのはファンタジーだ

そしてウォール・ストリート・ジャーナルは「ロシア敗北に関するマジック的思考を終わらせる時が来た」と題する記事を報じました。

つまりこれまで西側メディアが押し進めてきたシナリオは「トリック」であり「フェイク」だったことを認めたことになるのでは。

西側メディアはこれでもかと「プーチンが悪い」を全面に出し、ウクライナの正義と優勢を伝え、ロシアは追い詰められてると報じてきました。

しかし記事によれば、期待されたウクライナの反攻は、強力な突破口には至っていないとし、プーチンに「時間が味方している」との考察を示しました。

6月にエフゲニー・プリゴジン氏が率いる「ワグネル」が反乱に失敗したことで、かえってプーチンの権力保持力は強化されたといい。その結果、戦争に対する国民の支持は堅固なままであり、エリートの支持も崩れていないという。

また西側諸国の制裁や貿易制限は、予想よりもはるかに被害が少なく防げているといい、むしろロシアの軍事工場は生産量を増やし、砲弾のような必要性の高い品目は、西側の工場を凌駕していると述べている。

さらに中国とインドがロシア経済の重要な後ろ盾となっているといい、西側で失われた市場は中国で補えているばかりか、有利にさえ働いているという。それに加え、アルメニア、グルジア、カザフスタン、キルギスなどの近隣諸国も、ロシアの手助けをしているとのこと。

その点で、西側諸国の支援に頼るのみの「支援クレクレ」ウクライナとは、全く違うようです。

停戦をまとめる理想の人物は「トランプだ」

そのウクライナは、国民が徴兵を逃れて2万人が国外に出国したと報じられた。

WSJの記事では、プーチンは戦争を終わらせなければならないというプレッシャーを感じていないといい、また戦争を維持する能力も心配していないという。

これから冬が近づくにつれ、ロシア軍は限定的な地上攻撃を開始し、ウクライナの都市、発電所、工業用地、その他の重要なインフラへのミサイル攻撃や無人機攻撃を確実に拡大するだろうと予想している。

そしてウクライナに対する米欧の支援がなくなり、終わりのない恐怖と破壊にウクライナ人が疲れ果て、この2つの要素が組み合わさることで戦争を終結させ、ロシア側が取引条件を指示できるようになる事を期待していると書いている。

さらにウォール・ストリート・ジャーナルは以下のように書いています。

「このような取引をまとめる理想的な人物は、2025年1月にホワイトハウスに戻るドナルド・トランプである」

ついに次の大統領はトランプだと認めちゃいました。

それでもゼレンスキーは認めない

そんな中でさえゼレンスキーは、戦争が膠着状態に陥ったことを否定しています。そしてさらなる支援を求め、そうしないと「次はNATOがターゲットになるぞ」と脅しています。

ゼレンスキー大統領は11月5日にNBCニュースとのインタビューで、

「ロシアが我々を皆殺しにしたら、彼らはNATO諸国を攻撃するだろう。そしてあなた達は息子や娘を(戦争に)送り出さなければならなくなる。そうなれば申し訳ないが、その代償は大きくなるだろう」

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