誕生日プレゼントとして受け取った手榴弾の爆発で死亡
ウクライナ軍のヴァレリー・ザルジニー司令官の補佐官であるヘナディ・チャスチャコフ少佐が、誕生日プレゼントとして受け取った手榴弾の爆発で死亡しました。
ザルジニー司令官は、2022年2月にロシアがウクライナへの全面侵攻を開始して以来、チャスチャコフ少佐は「私にとって信頼できる肩代わり」だと書いています。
チャスチャコフ少佐は、親族と誕生日を祝っている最中に「プレゼントの一つ、未知の爆発物が爆発した」という。またウクライナ国家警察によると、その場にいた彼の13歳の息子も重傷を負ったとのこと。
イホル・クライメンコ内相がテレグラムで述べたところによると、初期調査の結果、チャスチャコフ少佐は「同僚からの贈り物を持って仕事から帰宅し、それを家族に見せ始めた」と書いています。
「彼は手榴弾の入ったプレゼント用の箱を取り出し、息子に手榴弾の実演を始めた。息子は手榴弾のリングをひねり始めた。チャスチャコフは手榴弾を持ち、自分でリングを引き抜いた」
っていうか、そもそも誕プレに手榴弾ってありなの?
誕生日プレゼントの手りゅう弾が爆発、ウクライナ軍総司令官の補佐官死亡https://t.co/aae3iYm0pJ
ウクライナ軍総司令官の補佐官を務めるヘンナジイ・チャスチャコウ少佐がこのほど、誕生日プレゼントとして受け取った手りゅう弾の爆発で死亡しました。
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) November 8, 2023
ザルジニー司令官自身を狙った攻撃では?
この爆発は「悲劇的な事故」とされ、クライメンコ大臣は公式の捜査結果を待つよう国民に訴えています。
また警察は「弾薬の不注意な取り扱いによるもの」と発表しました。
しかし、そのアパートからさらに5発の手榴弾が発見されたことが判明しました。クライメンコ大臣は、「軍の同僚からの贈り物だった」と述べています。
その後、その同僚(陸軍大佐とされる)を捜索したところ、同じような手榴弾が2つ見つかったという。
ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領支持派のマリアナ・ベズルハ議員は、チャスチャコフ少佐の死は「過失によるものだ」と述べました。「ヘナディが自分の誕生日に不注意で死ぬとは思ってもみなかった。手榴弾は支給品であり、プレゼントではない」
だがウクライナのコメンテーターたちの間では、公式発表された爆発原因説については疑問視されており、ザルジニー元司令官自身を狙った攻撃ではないか?と疑問視する声もあるという。
なにせウクライナは汚職国家ですから。
インタビューでウクライナ劣勢を伝えていた
なぜなら、チェスチャコフ少佐の死は、この前週にザルジニー将軍が『エコノミスト』誌に、ロシアとの戦争について暗い見通しを述べた後に起こったからです。
あまりにタイミングがジャストすぎました。
“Sooner or later we are going to find that we simply don’t have enough people to fight.”
Ukraine’s commander-in-chief admits the war with Russia is at a stalemate. Read his sobering assessment in our exclusive interview https://t.co/LceFlWtKT8 👇
— The Economist (@TheEconomist) November 2, 2023
ザルジニー将軍はこのインタビューで、「第一次世界大戦と同じように、我々は膠着状態に追い込まれる技術レベルに達している」と述べました。
そして「この膠着状態を打破するには、大規模な技術的飛躍が必要だ」と結論づけました。
NATOやウクライナの計算によれば、4カ月あればクリミアに到達し、クリミアで戦って戻り、再び出入りするのに十分な時間があったはずだという。
しかし実際は、東部のバフムートへの進軍で地雷原にはまり込み、ザルジニー司令官はロシア軍の大砲やドローンに打ちのめされるのを目の当たりにした。同じようなことが南部での攻撃の主力でも展開され、経験の浅い兵士達はすぐにトラブルに見舞われた、と述べている。
ザルジニー将軍によれば、西側諸国が最新技術や強力な兵器を供給することに慎重だったことで、到着が遅れたと言っている。つまり暗に批判したのです。
これはゼレンスキーにとって面白くない。
ゼレンスキーとザルジニーは長年対立していた
そのゼレンスキー大統領は、戦争が行き詰まっていることを否定しました。「今日、人々は疲れており、誰もが疲れている。それは明らかだが、膠着状態には至っていない」と語りました。
ゼレンスキー大統領は11月6日の演説で、「誰もが今、国を守ることに力を注ぐべきだ。内輪もめやその他の問題に溺れてはならない。団結が崩れれば、悲惨な結果を招きかねない」と警告しました。
「勝利がなければ、国もなくなるのだ」
しかし軍事専門家のアレクセイ・ボルゼンコ氏によれば、ゼレンスキー大統領とザルジニー将軍の対立は「長年のものだ」と述べています。
「ゼレンスキーとザルジニーの対立は長年続いている。一方のゼレンスキーは軍に所属したこともなく、戦闘作戦の複雑さを理解しておらず、純粋に政治的な結果を求めている。もう一方には、あらゆる困難を理解しているザルジニーがいる」
まあ、ただの役者出身ですからね。
Ukrainian Intel Could be Behind Death of Top General Zaluzhny's Aide – Military Expert https://t.co/Ih0Td9iN5R pic.twitter.com/g7Rs8Er6MT
— Sputnik (@SputnikInt) November 7, 2023
「これは事故ではありえない」
スプートニクの取材に対し、ボルゼンコ氏は、チャスチャコフ少佐の事故死について「これは事故ではありえない」と指摘しました。
「まず第一に、軍人が手榴弾をプレゼントとして受け取った。この手榴弾を窓から投げるにはまだ5秒ある。そしてこの場合、まさにすぐ爆発が起きた。つまり手榴弾にはモデレーターがいなかったのだ。この5秒がなかった。このような手榴弾は通常、戦闘区域のトリップワイヤーに取り付けられている」
ボルゼンコ氏によれば、これは「明白なテロ攻撃」であり、その背後にはキリロ・ブダノフとウクライナ国防省諜報本部の存在があるという。
「ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、国防省の指導部で何が起きているのかを注意深く観察し、諜報機関から報告を受けていることは明らかだ。」
「攻勢に失敗し、無駄になった戦力の責任を誰かが取らなければならない。そして、当然のことながら、すべての道は国防省、つまりザルジニーに通じているのだ」
ザルジニーを支持する者は「排除」?
10月下旬にウクライナの政治家ヴォロディミール・オレイニク氏が語ったところによると、ザルジニー将軍はウクライナ軍の進攻失敗の「スケープゴートにされたくない」ため、一時中断して春の攻勢に備えるつもりだと述べていたようです。
「ウクライナには攻勢をかける手段がなく(中略)ザルジニーは今、防衛の方針を公言している」
ただゼレンスキー大統領にしてみれば、ウクライナの戦闘作戦が一時停止すれば、「西側からの援助資金が減ることがわかっている」
ボルゼンコ氏によれば「当然、ゼレンスキーは国防省内に何らかの反対勢力を結成する可能性を検討している。そして、もしザルジニーを支持する重要人物が現れたら、その人物を排除すればいいだけだ」と推測しています。
また、今年初めに突然解任されたウクライナ国軍のイーゴリ・タンチュラ領土防衛軍司令官とヴィクトル・ホレンコ特殊軍事作戦軍司令官に次いで、チャスチャコフ少佐がザルジニー司令官の3番目に近い部下だったこが、問題を複雑にしているという。
「これは偶然ではない」
米国がウクライナに仕掛けてきたこと
以上は単なる憶測であり、信じるか信じないかはあなた次第ですが、だとしてもウクライナはどんどん胡散臭さが漂ってきてる。
2022年2月にロシアがウクライナに侵攻を始めると、すぐに世界中で「ロシアはひどい、ウクライナ頑張れ」の世論が形成されました。たぶんこれを読んでいる多くの人がそうだったと思います。
これを主導したのは欧米諸国であり、主流メディアでした。
もちろんロシアのやったことは批判されて当然ですが、個人的には欧米やNATOがロシアを追い込んだ説ももっともだと思ってて、当初から「どっちもどっちだろ」という気がしてます。
しかも米国はロシア侵攻を事前に察知していながら、全く止めようとはしなかった。おそらくトランプだったらそうはさせなかったと思います。
しかも歴史的に見てもオバマ政権時代から、米国は何かとウクライナに工作を仕掛けていたこともハッキリしています。当時の国務次官補のビクトリア・ヌーランドや国家安全保障顧問のジェイク・サリバンなどがクーデターを企てて、親ロシアだったウクライナのヤヌコヴィッチ政権を倒し、反ロシア政権を樹立させたのは録音データなどからもわかっています。
このときジョー・バイデンは副大統領で、ウクライナ方面担当でした。クーデターが成功した時ジェイク・サリバンは「バイデンは喜んでる」と伝えています。
そんなウクライナで息子のハンター・バイデンがやらかしたことは何か。
エリートの目論見
そして何よりウクライナを支援して、金をジャブジャブつぎ込んだのはバイデン政権でした。
戦争が始まると欧米はロシア制裁へと走り、結果何が起こったのか――エネルギーが高騰し、世界中でモノの値段が上がり、インフレにしたのです。ロシアの安価な天然ガスや石油が流通しなくなったからです。
これはグリーンエネルギーとも連動してはいないのでしょうか。ガス・石油利権を排除し、世界中を電気利権に変えてしまおうという話。科学者が「そんな危機などない」と言ってる”気候変動”を政治主導で煽ることによって、ムリヤリそういう流れに持って行くという構図。世界経済フォーラムなどが主導しているヤツです。
しかしそんなに甘くはないのが現状です。電気自動車は売れず、米国では海上風力発電の計画が2つも頓挫しています。ただ将来なにか革新的な技術が発明される可能性は大いにありますが。
おっと話がそれてしまいましたが、私が情報を見ている限りたぶんウクライナの戦況は芳しくないでしょう。一部でもう欧米は手詰まりになっていると伝えられており、水面下でロシアと和平交渉を画策しているとの情報もあります。
メディアのウソ報道
メディアを使って世論を誘導するのは、もはやエリートたちお得意の手法です。コロナ政策、ワクチン政策を見れば一目瞭然です。日本でもどっかの政権がそうでした。
しかしそのメディアの嘘もバレてきています。最近の世論調査では米国民のメディアの信頼性は史上最低だという。
Americans' Confidence in News Lower Than Ever
👉(EVER)👈
You mean Americans don't trust the news that brought them killer clown balloons from outer space? So surprised…#media #USA pic.twitter.com/19M2CQ6jHh
— Jason Smith – 上官杰文 (@ShangguanJiewen) February 13, 2023
私は以前からこのブログで、これからは個人個人が情報のアンテナを磨くべきだと書いてきました。メディアの情報は意図的になっているからです。
ただ水瓶座時代が近づいているので、そのメディアの山羊座的な手法は時代遅れになりつつあります。イスラエルとパレスチナの状況を見ればわかると思います。
誰もがイスラエルを応援するかと思いきや、実際にフタを開けてみればそうでもなかったのです。世界中で親パレスチナのデモが起こりました。
まあハマスがやったことは褒められたもんじゃないですが。
日本のメディアはトランプの批判記事は報じますがバイデンのは報じません。これも何らかの意図があるのでしょうね。
我々がメディアの報道を鵜呑みにする時代はもはや終わりにきているかもしれません。
詳しくは→こちら