エプスタインの裁判文書に公開命令
先日ツイッターXに投稿したのですが、ビル・ゲイツ氏が性犯罪者ジェフリー・エプスタインの被害者と思われるポーランド人モデルと一緒に写っている写真が新たにリークされました。
この女性はウォール・ストリート・ジャーナルに、エプスタインとの出会いから性的暴行に至るプロセス、そしてどのようにして関係を終わらせたかを詳細に告発しています。この女性は当時マサチューセッツ工科大学メディアラボの所長だった伊藤穰一氏とも一緒に写真を撮ったと言ってます。
ただこれに関しては長くなるのでここでは省きます。
エプスタインストーリーはまだ終わらなそうです。
BREAKING: A new photo taken by Jeffrey Epstein himself has been released of Bill Gates with an alleged Epstein victim. (WSJ)
The photo was reportedly taken in 2014, years after Epstein was convicted for soliciting and procuring prostitution from a minor.
The woman in the photo… pic.twitter.com/xFrG8rrOlZ
— Collin Rugg (@CollinRugg) December 18, 2023
裁判所が、エプスタインとつながりのあった170人以上(被害者含む)の氏名が載った文書を公開するよう命じました。いよいよ巨悪な性的人身売買シンジケートが明らかになるのか。
12月18日、ニューヨーク南部地区マンハッタン裁判所のロレッタ・プレスカ連邦判事は、これまで長いこと封印されてきたエプスタインに関連する法廷文書を、14日以内に公開するよう裁定しました。
この文書は、性的被害者のヴァージニア・ロバーツ・ジュフレ氏が、エプスタインの側近だったギレーヌ・マックスウェル(現在服役中)に対して起こした2015年の名誉毀損訴訟のものです。
Over 170 people with Jeffrey Epstein links likely to be named in court docs set to be unsealed in coming weeks https://t.co/bugwME6E72 pic.twitter.com/XSOStHSrht
— New York Post (@nypost) December 19, 2023
封印された文書
このときの裁判は2017年に和解が成立し、文書は裁判所の保護下に置かれました。
それが覆ったのは2019年8月のことで、第2巡回区控訴裁判所が書類を封印していたのは「不当だ」との判決を下し、封印を解きました。ちなみにその時の判事はその後亡くなっているようです。
奇しくもこの判決が下されたのは、エプスタインが獄死する前日のことでした。
控訴裁判所はその後、残りの文書を個別に調査し、何が封印解除可能かを判断するよう連邦地裁に差し戻しています。そして一部は公開されてきました。
この案件を引き継いだプレスカ判事は、2020年7月に訴訟に関連するマックスウェルの2016年の宣誓証言や、他の人物による電子メールや宣誓証言など、さらなる文書の公開を命じる判決を下しました。
判事は今回の命令で、14日間の異議申し立て期間を与えています。
文書に載っている何人かの被害者は、これまですでにメディアなどに取り上げられて身元が特定されているため、プレスカ判事はそれを公開する理由に挙げています。
年明け早々に公開か
もし異議が通らずそのまま公開されることになれば、14日後は1月1日のため2日になるという。年明け早々、物議になりそう。
文書は数百のファイルがあり、その中に177人が特定されており、エプスタインの性的人身売買とその影響力ネットワークに新たな光が当てられることになるかもしれません。
この文書には、宣誓証言、電子メール、法的文書、その他これまで公開されていなかった資料が含まれる可能性が高いという。
米国の裁判では匿名扱いの時に「Doe」という呼称が使われますが、Doe23はモデル事務所の創業者だったジャン・リュック・ブルネル氏だと言われています。ブルネル氏はフランスで逮捕されましたが、裁判になる前に自殺しました。
Doe5は被害者のキャロライン・アンドリアーノ氏と特定されていますが、アンドリアーノ氏も今年初め、フロリダのホテルで薬物の過剰摂取により死亡しました。
そのほかDoe24はハーバード大学のアラン・ダーショウィッツ法学教授、Doe154は被害者ヘイリー・ロブソン氏だと言われている。
Doe162は美容師のジョアンナ・ショベルグ氏と推測されていますが、この人物は以前、ヴァージニア・ジュフレ氏とアンドルー王子の話をしています。
ショベルグ氏はエプスタインの元で少女勧誘のリクルーターとして4年間働いていたようで、エプスタイン邸でアンドルー王子と会ったことを2007年に語っています。
今回もし私文書が公開されれば、アンドルー王子にとっては再び悪夢になるかもしれない。
This is the woman who could hold the key to sex claims against Prince Andrew https://t.co/jCenaTgVro
— Daily Mail U.K. (@DailyMailUK) December 31, 2021
別の王子やどこかの大統領の名前もか
以前公開された文書で、ヴァージニア・ジュフレ氏は9月に死去したビル・リチャードソン元ニューメキシコ州知事を含む、彼女が性行為したと主張する他の有力者の名前を初めて挙げているとのこと。
その他にも、億万長者の金融業者グレン・ドゥビン氏、今は亡きマサチューセッツ工科大学の科学者マービン・ミンスキー氏、さらに別の王子、外国の大統領、有名な首相、フランスの大規模なホテルチェーンのオーナーなどの名前が挙がっているとか。
はたしてどういった名前が出てくるのか。
ツイッターXに挙がっているエプスタインのクライアントリストみたいですが↓
Allegedly, this is the Epstein client list: 🤫 pic.twitter.com/DZQyFboCqW
— AlphaFo𝕏 (@Alphafox78) December 18, 2023
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