ツイッター、売上16%増
米現地4月28日、ツイッター社は第1四半期の決算報告を発表しました。
同社の第1四半期の収益は12億ドルで、昨年に比べて16%増加しているものの、ウォール街のアナリストが予想していた12億3,000万ドルには若干及びませんでした。
これはウクライナ問題が影響しているといい、ロシアとウクライナでの広告が一時的に停止したことによるものと言われています。
ただ2022年の第1四半期の日間アクティブユーザー数は増加し、前年の1億9,900万人から2億2,900万人に増加しています。
2019-2021のアクティブユーザー数を盛っていた
一方で、2019年の第1四半期~2021年の第4四半期にかけて、日間アクティブユーザー数(mDAU)が水増しして計上されていたことがわかりました。2021年の第4四半期のmDAUは、当初発表されていたものより190万人減っています。
Someone Is Dumping All Of Their Dirty Laundry Ahead Of New Ownership – Twitter Misses Revenues, Admits "Over-Stating" Millions Of Users https://t.co/L0yWYG7kjK pic.twitter.com/SbIfOAHnYR
— Crush The Market (@crushthemarket) April 28, 2022
これはシステムのミスによるものとされています。ツイッターは2019年3月にアカウントの切り替えを便利にするため、複数のアカウントを連携させる機能を追加しました。
その際にメインのアカウントで行ったものが、連携しているすべてのアカウントでmDAUとして計上されてしまうというミスが発生していたといいます。
買収後に明らかに
これはマスク氏の買収発表後に明らかされたのです。
ただ2019年から起こっていたことを今になって発表したというのが気になります。株主に嘘ついていたことにならないんですかね。
もしかしたら「マスク氏にバレる前に発表しちゃえ」ってなったのか?と勘ぐりたくもなりますが。
ツイッター社は当初、マスク氏の買収提案に対してポイズン・ピルを持ち出して拒否していましたが、急に手のひら返しをして受け入れたのは、もしかしたら発表前に買収を成立させたかったとか?
知らんけど。
マスク氏はテスラ株を売却
とはいえ、すでにマスク氏は買収に向けて動き出しています。
26-27日にテスラ社の株約440万株を売却したと報じられています。売却額は約40億ドル(約5,200億円)相当とのこと。
これはツイッター社買収のための資金確保と言われています。マスク氏は買収額440億ドルのうち、210億ドルを自己資金によって賄うとされていました。
マスク氏、テスラ株5200億円分を売却 「追加放出ない」https://t.co/zmcJVP4Lya
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) April 29, 2022
ただ買収発表以降、テスラ社の株価は下落しており、マスク氏自身の資産も減っていますが大丈夫なんですかね。
テスラ、時価総額16兆円失う-マスク氏の株売却や手の広げ過ぎを懸念 https://t.co/xz5Sjh9fbA
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) April 27, 2022
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