アーティスト・鬼束ちひろ氏が自身のInstagramにアップした文章が物議を呼んでいる。9月11日に更新されたこの文章には、DVを匂わせるような生々しい内容が書かれていたが、一瞬のうちに削除されたという。
投稿→削除→閉鎖のすったもんだ
「このままじゃ死んでしまう」
もうなんにもかくしません
あたしの旦那は鬼スタフ です。
毎日あざだらけなのはそれなりのあざです。このままじゃ死んでしまう
そりゃ男のひとに全力殴られたり蹴られたりしたら、あじどころ、血もでます。
かくしてるのもつらいし。皆に別れろって言われてる(原文ママ)
【出典元】鬼束ちひろの命は大丈夫なのか――? DVを告白するSNSが一瞬にして削除される/TABLO
この文章は投稿された直後に削除され、代わりに事務所スタッフと思しき者によって、インスタの一時休止を伝える内容が投稿された。
しかし、すぐにそれも削除されたようで、「皆さまお騒がせしてごめんなさい。ねぎめしショックすぎ。仲良すぎて喧嘩する、ってのも、一理」という鬼束氏本人らしき、わけのわからない内容が投稿された。
その後、これを書いている9月13日現在、鬼束氏のInstagramは閲覧不可能状態になっている。
以前にもDV騒ぎ
鬼束ちひろ氏は、2010年8月にも男性から暴力を受けたことが話題になった。
逮捕容疑は8月18日午前6時ごろ、東京都渋谷区の鬼束の自宅マンションで、鬼束の顔を殴ったり、床にたたきつけたりする暴行を加え、肋骨を折るなど約1カ月のけがを負わせた疑い。
【出典元】鬼束ちひろの顔殴った「2週間前に知り合った」男を逮捕/スポニチアネックス
記事によるとこの時、容疑者の男性から顔を殴られたり、床にたたきつけられたり、肋骨を折るなど約1ヶ月のケガを負わされた。当時この男性とは、事件の2週間前に玩具店で出会ったばかりで、すぐに交際をスタートし、鬼束氏のマンションで一緒に住むようになったという。
そして8月17日夜、知人の店でハイボール数杯を飲み、帰宅後にリビングで就寝。早朝に目が覚めると、不満を伝えよう、と鬼束さんの寝ている寝室へ向かい布団をはぎ取り、おもむろに平手打ち。怒った鬼束さんが平手打ちを返すとこれに激高。顔を数回殴り、脇腹を蹴りつけ、床に倒れ込んだ鬼束さんの頭を掴み、床に数回叩き付けた上、両目に目つぶしをしたという。
【出典元】[裁判傍聴]鬼束ちひろ暴行事件、被告人の素顔とは?/メンズサイゾー
まあここまでくると、ホロスコープになにか要因が絶対あるはずだけど。
奇行っぷりも
こうしたDV以外に「奇行」でも有名だ。
彼女は2000年19才の時デビューし、2曲目の「月光」でブレイクした。
もともとデビュー当時は清楚系なルックスといでたちだったが、本人はこれが嫌だったらしく、ある時期から魔女系のような怪しい雰囲気になっていった。また唐突に頭を刈り上げて丸坊主になったりもした。
そして2012年に始めたTwitterでは、「あ~和田アキコ殺してえ」「なんとか紳助も殺してえ」などと過激なツイートを発して大炎上し、その後謝罪する事態に至っている。
またキャリアにおいてレコード会社や所属事務所などもコロコロ変わり、これまでに契約したレコード会社は6社、事務所は4社と、なかなか腰が落ち着かない状況だ。
鬼束ちひろ氏のホロスコープ
一応ネット上に生まれ時間の情報があった(ソース不明)。
不謹慎な言い方だけど、こういうエピソード満点の人のホロスコープは興味深い。(エピソードが激しい割には一見イージーばかりに見える図だけど)
彼女の感情を表す月は4ハウスなので、家とか家族とかファミリー結束感みたいのが重要で、その意味で事務所を変えたりレコード会社を変えたりっていうのは、それを求めた結果なんだろう。
ただしこの月は、太陽つまり社会的立場とは90度なので、仕事や対人で邪魔されるっていう配置になっていて、それが周囲側から見れば「情緒不安定」とか「面倒くさい人」っていう風に捉えられてしまうかもしれない。
しかもこの月は獅子座3度なので、非常にガキっぽいし誇示癖があるから周囲は扱いにくいと思う。したがって彼女が疲れた時とか体調の悪い時にこの月がストレートに出てしまうと、厄介な人になることは十分ありえる。
まずこういう月の性質が、彼女がDVを受けやすい人になっている要素の一つだ。
一方で、この月が彼女のクリエイティブな面を支えているのは疑いようがなくて、この月は天秤座というマスに向かって伝えられることになる。
DV体質?
もう一つ彼女のDV体質については、8ハウスの火星もあると思う。そもそもこの火星は男性への深入りを示すし、また男性から受けるエネルギーとも言える。この火星の横には海王星があるので、男女間の感情の起伏を誘発しやすく、結果的に相手とのイザコザになってしまう。
なのでこの火星だと、おそらく付き合ってる相手(夫も含め)感情的なぶつかりが日常的にあるのではないか。
上記二点から彼女のホロスコープには、こうした先天的と言うか生まれながらにして男性との関係において一筋縄でいかないものを持っていると思う――逆に言えば、それがあるからこそ、彼女の創作における感受性のベースを作っているのは間違いないだろうが。
メンタル面の長いトンネル
彼女は2002年頃からメンタル的な問題を抱え始めたという。
短期間で急激な成功を収める一方、二年間でアルバムを三枚リリースするなどのハードスケジュールにより、心身共に健康状態が悪化。2002年春のコンサートツアーでは緊急入院で二公演をキャンセルし、退院後もドクター・ストップを押し切っての強行ツアーとなったほか、2003年夏に喉を痛めながら仕事を続けた結果、声帯結節発症をきっかけに2003年限りで活動を一時停止。
→wikipedia/鬼束ちひろ
2002年といえば、その頃水瓶座にあったトランジットの海王星が太陽と90度になり、本人の意志にかかわらず仕事が度を超えて膨れ上がるという状況になったのではないか。それにより月を含めたTスクエア状態になってしまう。この海王星は10ハウスだったため「過剰な仕事に縛られたことによるメンタルの混乱」を引き起こす。
そのトランジットの海王星は、やがて彼女の水星と90度になっていくので、彼女の神経を乱すことになり、長いトンネルを余儀なくするのである。
奇行にシフトチェンジ
彼女の奇行やさらなるルックスのバージョンアップは2011年頃から始まったようで、ホロスコープ的にはその頃に牡羊座に入った天王星の影響があると思われる。というか間違いなく。
そもそも彼女のホロスコープは乙女座の最後と天秤座の最初に天体が3つもあるから、ちょうど春分点を通過した天王星との180度は「衝動的な行動」になって現れるには充分すぎるほどの要素を持っていた。と同時にこの頃にサターンリターンも迎えているので、人生の変革要素が多重に重なりシャープに現れただけのこと。
しかも乙女座29度といったら限界突破願望なわけだし、天秤座の初期は個性をアピールしていくわけでしょ、それが牡羊座の天王星=衝撃性的なチャレンジに一気に向かうわけだから、必然的にインパクトのある行動になるのは占星術のロジック通りというしかない。
でその頃、冥王星も山羊座の初期にあったので、いわゆるカーディナルTスクエア、特に木星や土星に対しての冥王星90度はルール無視的な意味あるから、なおさらかなというわけだ。
今回のDV騒ぎ?――そりゃ天王星が牡牛座に入ったからでしょ。
月・太陽・T火星・T天王星のグランドクロスで、何もない方がおかしいので。
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