中国、原因不明の肺炎はコロナウィルスだと知っていた――数週間前に遺伝子配列を特定

WHOテドロス、パンデミック協定をゴリ押し

今週、スイスのダボスで行われている世界経済フォーラム(WEF)の年次総会、通称「ダボス会議」の席上で、世界保健機関(WHO)のテドロス ・ アダノム ・ ゲブレイエスス事務局長が「世界パンデミック協定」を世界的に採用する必要があると述べました。

世界パンデミック協定(条約)とは、起こりえるパンデミックなどの緊急事態に、加盟国がWHOに権限を譲るものです。
(詳しくは↓)

生物学者、ワクチンで1700万人が死亡した事を示唆、WHOが考える今後の策略とは

2024年1月8日

前に書いたようにWHOは現在、コロナよりも20倍致死率が高いという未知の病気「疾病X」について警告を発しています。

ダボス会議ではこの「疾病X」を取り上げ、「これは我々の共通の敵だー」と世界中を脅し、ぜひWHOにすべての対応を任せろ、そのためには世界パンデミック協定に署名しろーと揺さぶりをかけているのです。

しかし署名したら最後、その国はパンデミックが起こった際にWHOに全権を委譲することになり、ワクチンやらステイホームやら集会禁止やらその他について、すべてWHOに従わなければならない。

安全かどうかも分からないワクチンを押しつけられるかもしれない。そこに個人の自由や選択権はないと言っていいい。政府さえも反発できなくなる。下手したら拘束もあり得るかもしれない。

「WHOテドロス総局長、WEF24の「疾病X」セッションでパンデミック条約の世界的遵守を促す」↓

中国はCOVID-19の遺伝子配列をすでに特定していた

このパンデミック協定はどうなるか今後見守らなければならないでしょう。一応5月が期限と言われてます。

それにしても世界経済フォーラムの胡散臭さは、今や世界共通の認識になりつつあるようです。アルゼンチンのミレイ大統領などは、ダボス会議にわざわざ乗り込んで彼らを批判しています。

さておき、中国は新型コロナウイルスCOVID-19が公表される前に、事前に遺伝子配列を特定していたことが発覚しました。

中国は当初、この病気を「原因不明の未知の肺炎」と呼んでいましたが、実はその数週間前に遺伝子の塩基配列をマッピング(解析)していたことがわかった。

これは米国議会の下院エネルギー・商業委員会が明らかにしたものです。同委員会は、米保健社会福祉省(HHS)に召喚するぞと圧力をかけ、この文書を入手しています。つまりHHSは圧力をかけられるまで、この文書を公開する気はなかったということ。バイデン政権は本気で国民のためを思っているのか。

ともあれ委員会で公開された文書によると、中国政府はCOVID-19ウイルスの存在を認める数週間前に、すでその存在を把握していただけでなく、研究者がウイルスの塩基配列を解読していたことが判明したという。

2週間前に提出されていた

中国が「原因不明の未知の肺炎」の遺伝子情報を、世界的な遺伝子データベース「GenBank」にアップロードし、公開されたのは2020年1月12日でした。

しかしその2週間前の2019年12月28日に、すでに中国のウイルス学者リリ・レン博士が遺伝子情報をGenBankにアップロードしていたという。

このタイミングでは、まだ武漢の華南海鮮市場は閉鎖されていなかった。

しかしこのとき、GenBankの審査部門はレン博士の情報に対して「データが不完全」であるとし、「公表に必要な情報が欠けている」と博士に通知しています。GenBankは必要な情報を追加するよう求めましたが、レン博士から返答がなかったため、2020年1月16日に削除されたという。

1月12日に公開されたのは、中国の別の研究者チームが提出したものだった。この遺伝子情報は、レン博士が提出したものとほぼ同じ配列だったとのこと。

下院エネルギー・商業委員会の委員長マクモリス・ロジャーズ議員は共同で、今回の発見は、中国当局がウイルスについて率直に説明してきたかどうかについてさらなる疑問を投げかけるものだと述べ、

「米国民は、SARS-CoV-2の起源について真実を知るに値する。我々の調査は、納税者の税金の使われ方、政府の公衆衛生機関の運営方法、外国の科学者への研究助成金に対する監視の必要性など、多くの懸念材料を明らかにした」と語りました。

フレッド・ハッチンソン癌センターのウイルス学者ジェシー・ブルーム博士は、「この(データベースの)提出は、実際には、少なくとも2019年12月28日までに、中国内の科学者がこの肺炎を新しいコロナウイルスによって引き起こされていることを知っていたことを示している」と述べました。

最初の遺伝子配列が特定された経緯

リリ・レン博士は、北京にある中国医学科学院の病原体生物学研究所のウイルス学者だという。

上記ウォール・ストリート・ジャーナルの記事によると、レン博士は非営利団体エコヘルス・アライアンスを通じて、米国から助成金が提供されたプロジェクトに名前が入っているとのこと。

レン博士が提出した遺伝子情報は、2019年12月18日に高熱と咳で入院し、4日後に重体になった華南海鮮市場の65歳の配達員からのものだという。

この男性は12月15日に発熱を訴え、18日に武漢中央病院本院の救急科で診察を受けたところ、市中肺炎の可能性が疑われ、入院しています。22日には容態が悪化し、ICUに収容されたという。

このころ広州にある遺伝子技術の民間企業ビジョン・メディカルに勤める中国のブロガーが、26日にウイルスサンプルを分析したと書いていたようです。そのサンプルにはSARSコロナウイルスの配列があり、驚いていた。

「基本的に、この患者のサンプルにはコウモリのSARSのようなコロナウイルスに似た新種のウイルスが含まれていることが確認された」

サンプルは27日に、レン博士のいる中国医学科学院の病原体生物学研究所と共有したという。おそらくその翌日、レン博士がGenBankにアップロードした可能性がある。

※これを報じた中国メディアの記事は、すでに削除されています。

一刻も早く公開されていれば・・・

専門家によれば、遺伝子配列が一刻も早く公開されていれば、検査やワクチンの開発を早めることが出来ただろうと述べています。

HHSとNIH(米国立衛生研究所)に、レン博士の提出に関する情報がなぜもっと早く公開されなかったのかについてのコメントを求めたが、回答はなかったという。

またWSJがレン博士にコメントを求めましたが、こちらも無回答でした。

ブルーム博士は、「この2週間があれば、かなりの数の人々の生活に具体的な変化をもたらすことができただろう」と語っている。

また下院エネルギー・商業委員会は声明で、「中国共産党がいかに早くからウイルスについて知っていたのか、また、彼らがこの情報をどれだけ長い間、世界に隠していたのかが疑問視される」と述べています。

https://energycommerce.house.gov/posts/e-and-c-investigation-uncovers-earliest-known-sars-co-v-2-sequence-released-outside-of-china

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