阪神タイガースの藤浪晋太郎選手がコロナ感染――2016年以降、悪戦苦闘の日々

嗅覚異常を訴え

阪神タイガースの藤浪晋太郎選手が、現役プロ野球選手としては初の新型コロナウィルス検査で陽性になったことが判明した。3月14日にチームメイトらと食事をしており、そのうち2名にも陽性反応が出ているという。

藤浪選手は「匂いがわからなくなった」と嗅覚異常を訴え、3月24日に兵庫県内の耳鼻咽喉科と内科を受診、次の日もコーヒーの匂いを感じなかったために別の耳鼻咽喉科を受診したという。そこで新型コロナウィルス感染が疑われ、26日に大阪府内の病院でPCR検査を受けて陽性が判明したとのこと。

これを受けて予定されていた練習試合は中止になり、選手は待機するため自宅に戻った。

プロ入り前

コロナ感染も残念だが、そもそも藤浪選手は見てて歯がゆいよね。せっかく並外れたポテンシャルがありながら、どうも歯車が噛み合わない状態が続いてる。

中学卒業の時にはすでに身長194cm、強豪校の大阪桐蔭高校に進み2年生からエース、3年生の時には甲子園春夏連覇を達成。

甲子園での通算成績は76イニングで防御率1.07、90奪三振という驚異的なもの。ちなみに高校でバッテリーを組んでいたのは現在西武ライオンズの森友哉選手だった。

ドラフト会議では4球団から指名を受け、くじ引きの結果、阪神タイガースが獲得した。

プロ入り後

2013年に高卒新人デビュー、23先発して10勝を挙げた。ドラフト制度導入後、高卒新人で10勝を挙げたの投手は7人のみ。セ・リーグでは1967年江夏豊氏以来46年ぶりだという。

プロデビュー後
2013年-23先発・10勝6敗・防御率2.75・126奪三振
2014年-25先発・11勝8敗・防御率3.53・172奪三振
2015年-28先発・14勝7敗・防御率2.40・221奪三振

このまま順調に阪神タイガースのエースに成長するかに見えたが、2016年から歯車が狂い始めた。この年から7勝→3勝→5勝と、なかなか調子が出ないシーズンが続くことになる。

そして2019年の登板は1試合のみ、二軍で調整を続けるも結果を残すことができなかった。

藤浪晋太郎選手

藤浪晋太郎選手

1994年生まれなので、いつも書いてるようにここのところは厳しい。

それとこの図は、2016年以降なにか制御が効かなくなってしまっている印象がある。

その流れから徐々に抜けつつあるタイミングで、今度は人生で一番重たそうな状況になってしまった。2019年はなかなか厳しかったのでは。

ポテンシャル

やはりポテンシャルの高い選手っていうのは、チームという枠を超えて、そのスポーツ全体の注目になるので頑張って欲しいと思う。特にすごいピッチャーは後世ずっと語り継がれたりするので。元ヤクルトスワローズの伊藤智仁投手など、たった3ヶ月弱の活躍が伝説だ。

ただこの図は、わりとすんなりいかない複雑なものも背景にある気がする。こういうのってなかなか難しいよね。恵まれた身体能力を持っていたとしても、なにかで噛み合わずその能力を発揮できない人もいる。「消えた天才」みたいな人たち。
もちろん藤浪選手がそうならないよう願いたいが。

いずれにしても「匂いがしない」と敏感に察知できたのはこのホロスコープならではだ。そういう感覚に鈍感な人もいるが、気づいた時に結構深刻な状況になっていたりするので。

【追記】

藤浪選手の他に陽性反応が出たのは、伊藤隼太外野手(30)・長坂拳弥捕手(25)の2名と阪神タイガース球団社長が発表。

3月14日に陽性が出た3名を含む選手7人と外部の人間5人と会食していたという。3名のうち藤浪選手、伊藤隼選手はすでに症状が回復しているとのことだ。

12名の中から、さらなる感染者が出ないことを祈りたい。