トランプ陣営、ペンシルベニア州で敗訴の報道は誤り
さて米大統領選挙問題がまた大きく動いた。
すでに大々的に報道されているけど、共和党議員らがペンシルベニア州の選挙結果の差し止めを求めた連邦最高裁の裁判で、訴えが一部棄却された。
これ、気をつけなければいけないのはトランプ法務チームが起こした裁判ではなく、上に書いたように共和党議員らが提訴したものだということ。その内容を簡単に言うと、ペンシルベニア州のやり方は合衆国憲法違反だ、と訴えてる。
これを主要メディアが、いかにも「トランプ敗訴」のように伝えているけど、中身をよく見るとちょっと違うっぽい。
まだ審理中
というのもこれを書いている現在、この裁判に関して最高裁判事からの裁定は出てない。つまりまだ審理中ということ。
棄却された部分は「証人差止め」に関してだけ。それについてトランプ法務チームのジェンナ・エリス法務アドバイザーが”おまいらもちつけ”とツイートしてる。
「最高裁は緊急差止命令を却下しただけ。本題はまだ棄却されていません。」
これをいかにも「敗訴だ」「一段と立場が厳しくなった」とメディアが報じてる状態。
・・・うーんどうしたものか、ジャーナリズムよ。
ちなみにこの件の担当はサミュエル・アリート最高裁判事で、ブッシュJr.元大統領が承認し、保守系と言われてる判事。
テキサス州が4州を憲法違反で最高裁に提訴
で上に関しては今後の成り行きを見守るとして、本題はここから。
こちらもすでにご存じの方も多いと思うが、テキサス州が地方裁をすっ飛ばしていきなり連邦最高裁に訴えを出した。ちなみに最高裁といっても州の最高裁(supreme court)と国の連邦最高裁(SCOTUS)がある。もちろん今回は後者。
この提訴の被告、つまり訴えられたのはジョージア州、ミシガン州、ウィスコンシン州、ペンシルベニア州の4州。被告が2州以上におよぶ場合は連邦最高裁扱いになるらしい。
米大統領選をめぐり、テキサス州の司法長官は8日、選挙結果をゆがめたとして、ジョージア州、ミシガン州、ペンシルべニア州、ウィスコンシン州を連邦最高裁判所に提訴しました。
ロイター通信が報じました。#米大統領選#テキサス州の司法長官#連邦最高裁判所に提訴 pic.twitter.com/N7wF5ixzXY— こちら夕刊フジ編集局 (@yukanfuji_hodo) December 9, 2020
テキサス州の訴えによると、この4州は合衆国憲法違反だと言ってる。憲法にある平等権保護の条項に違反しているという主張だ。したがって選挙結果ではなく、議会で選挙人を決める命令を求めている
さすがにこれは各メディアが報じてる。そして、あの録音されちゃったメディア日本語版もバイデン氏に「次期大統領」をつけるのをやめたっぽい(現時点で)。
テキサス州を支持する州も続々と
この訴えを連邦最高裁が受理した。つまり門前払いしていない。←(訂正)12/11時点まだのようです。
さらに、4州からの反論の受付期限を米現地12月10日15時までと設定した。(文句あるならその日までに言ってこいということ)←受理するしないはこれを待ってから判断ということか?
これで12月8日の選挙人承認期限は棚上げになった。
またこのテキサス州の訴えに、ルイジアナ州・アーカンソー州・アラバマ州・フロリダ州・ケンタッキー州・ミシシッピ州・サウスカロライナ州・サウスダコタ州などが相次いで支持を表明したとのこと。大きな波になりつつある。
こっちはまだ報じられていないかな。それとも例の報じるな作戦かも。
最後に
昨日の記事で12月17日と19日に土星と木星が相次いで水瓶座に入ると書いたが、おそらくそれ以後、メディア批判が起こるかも。ちゃんと真実を報じろ、という不満。SNSもかな。
まあ今でもそういう流れになりつつあるけど、来年にかけてその声が徐々に公に広がってくるかもしれない。ちょっと今メディアはやりすぎてると思うので。
そういや顔本の雑貨馬具は資産を売り始めているらしい情報があるけどどうなんだろ。大統領令を恐れてるの?わからんけど。
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