バウアー選手に別の女性からも暴行告発が
昨年のMLBサイ・ヤング賞投票でダルビッシュ有投手と争い、みごと同タイトルを獲得したロサンゼルス・ドジャースのトレバー・バウアー選手に、別の女性から保護命令を求められていたことが報じられています。
MLB star Trevor Bauer, on leave amid assault probe, was subject of a previous protection order https://t.co/SyOhSo5Zze
— The Washington Post (@washingtonpost) August 14, 2021
ちなみにダルビッシュ有投手は日本人初の栄冠獲得のチャンスでしたが、残念でした。
トレバー・バウアー選手は2011年のドラフトでダイヤモンド・バックスに指名を受けてプロ入り、2012年にトレードでクリーブランド・インディアンズに移り、2019年にはシンシナティ・レッズにトレードされてプレーしていました。
昨年オフにドジャースと3年間1億2千万ドル(約130億円)という大型契約を結びました。
しかしドジャース契約初年度の今シーズン、バウアー選手から暴行を受けたカリフォルニア州の女性の申し立てにより、パサデナ警察が捜査を行っていることが明らかになっていました。
「女性から求められた」と主張
カリフォルニア州で告発した女性は4月21日にバウアー選手と知り合い、2回の身体的・性的暴行を受けたと主張しています。女性はアルバラド病院の緊急治療室でケガの治療を受けたようです。
これに対してバウアー側は、「女性から首を絞めることや顔を叩くことなどを求められた」とし、合意の上だったことを主張していました。
7月2日にMLB機構はバウアーの休職を発表、以後出場機会が与えられていません。バウアー選手は米現地8月16日に民事審理を受ける予定です。
オハイオ州の女性が警察に保護を求めていた
ワシントンポストが報じたところによると、昨年別の女性がバウアー選手から暴行を受け、6月に保護を求めていたといいます。
警察資料によると2017年当時クリーブランド・インディアンズでプレーしていたバウアー選手のアパートで、オハイオ州の女性が暴行を受け、顔に傷を負った写真を警察に届け出たといいます。
しかしそのときは未成年飲酒で女性の方が逮捕されています(州法に定められている飲酒年齢に達していなかった)。ちなみにこの女性の年齢は公表されていません。
ワシントンポストはバウアーがこの女性に送ったとされるメッセージのコピーも入手しており、それによると「誰かを○して刑務所で過ごすのは気が進まない」「キミともう一度会ったら、そうなっちゃうだろうな」などのメッセージがあったようです。
Dodgers' Trevor Bauer 'punched & choked ANOTHER woman during sex without consent as previous protection order revealed' https://t.co/1fT6MtFJe1
— Daily Mail US (@DailyMail) August 15, 2021
弁護士「女性による脅迫だ」
バウアー選手の代理人弁護士はこれを「虚偽である」と否定し、女性からの脅迫だと主張しています。
代理人によるとこの女性とバウアー選手は、合意の関係が3年間続いていたと述べています。バウアー選手が関係を解消しようとした際に、女性側からしつこく連絡がきていたと言っているようです。だとすると女性が保護を求めていたというのに矛盾がある気がしますが、これが女性側の脅迫だといっているのです。
実際、バウアー側の弁護士が法的措置を取ると言うと、オハイオ州の女性は保護命令を解除したことが記録に残っているようです。その後女性は民事訴訟を起こしているといいます。
また女性が未成年飲酒で逮捕された件ですが、その後ロッキーリバー市裁判所によって事件自体が抹消されているようです。なぜ抹消されているかは不明で、警察もノーコメントです。
バウアー選手の主張
バウアー選手はツイッターでコメントを発表しています。
While I have allowed my representatives to speak on my behalf over the last six weeks, I can no longer be silent. I will speak very candidly about the current petition when appropriate, but need to address the allegations made today in The Washington Post. pic.twitter.com/VhDNQyM1cb
— Trevor Bauer (トレバー・バウアー) (@BauerOutage) August 14, 2021
要約すると
- ワシントンポストは私の過去の調査している
- この女性の主張を否定する証拠・情報を提供したにもかかわらず、ワシントンポストは無視して根拠のない記事を掲載した
- この女性は私に嫌がらせや身体的暴行を行っただけでなく、昨年数百万ドルを脅し取ろうとした
- これは虚偽のでっち上げである
- もはやこれを黙って見過ごすことは出来ない
女性サイドの主張
これに対してオハイオ州の女性側の弁護士は「バウアーの弁護団は、彼を守る唯一の方法は、被害者をゴミ箱に入れて破滅させることだと考えている」とコメントしているといいます。
また先に出ていたカリフォルニア州の女性の件で、この女性が自分の事を話すことに臆病になっていたといいます。当初は公表するつもりはなかったが、ワシントンポストからコメントを求められたために名乗り出ざるを得なくなった、と弁護士はコメントしています。
裁判所の記録によると、オハイオ州の女性は2020年6月10日に民事のストーカー保護命令を申請していました。これに対するバウアー側の異議申し立ては記録されていないようです。
しかしバウアー側の弁護士は「裁判所に嘘をついている」とし、関係を解消しようとしたために脅迫しようとしたパターンだ、と主張したと記録されているようです。
これも過去のぶり返し
バウアー選手のホロスコープを見て本件を取り上げています。いろいろ感じるものはありますがあえてコメントは控えます。それでお察しください。
なお、バウアー選手が女性に送ったといわれるメッセージの中にはもっとエグい内容もありましたが、興味ある人は記事をご参照ください。もしそれが事実だとしたら、彼のホロスコープを証明している内容だと思いました。
いつも書いていますが、過去のぶり返しは現在の流れなのです。
いずれにしてもバウアー選手は有能な弁護団を雇っているでしょうから、今後の成り行きがどうなりますか注目したいと思います。
ではこの辺で失礼します。
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