ジェフリー・エプスタインの最後の恋人、カリナ・シュリアックとは何者か

フロリダ州, パブリック・ドメイン, ウィキメディア・コモンズ経由で

逮捕されたときに一緒にいた

ニューヨークタイムズが入手した連邦刑務所局(BOP)の記録文書によると、性犯罪者ジェフリー・エプスタインが遺体で見つかる前の日に、ガールフレンドのカリナ・シュリアック氏に電話をしていたことがわかっています。

エプスタインは「自殺する気はない」と繰り返し語っていた――NYタイムズが刑務所記録を入手

2021年11月25日

このシュリアック氏とは何者なのか?――以前すでに一部のメディアで報じられていましたが、あらためておさらいしておきます。

シュリアック氏は2019年7月6日にパリから帰国したエプスタインが、ニュージャージー州のテターボロ空港で逮捕されたときにエプスタインのプライベートジェットに一緒に乗っていた人物とされています。

「インスペクター」というニックネームで呼ばれ

カリナ・シュリアック氏はベラルーシ出身で、2020年の時点で31才と報じられていました。

彼女は2020年3月にエプスタインのガールフレンドとしてその名前が報じられました。その時点でエプスタインとは10年間の付き合いだったと伝えられています。

シュリアック氏は2009年20才の時にアメリカに渡り、その後すぐにエプスタインと交際し始めたと言われています。

ただし、彼女はギレーヌ・マックスウェル氏のようにエプスタインの事件に関わっていたことを示す証拠はないと言われています。

デイリーメールによると、むしろシュリアック氏は嫉妬深かったといい、エプスタインが誰と会っているかなどを詮索していたため、「インスペクター(検査官)」というニックネームで呼ばれていたようです。

シュリアック氏はエプスタインが逮捕されたときに、周囲の人たちが続々と離れていく中で、唯一エプスタインの味方をした人物とされています。

米国では歯科医として登録

エプスタインはシュリアック氏の母親の高価な治療費を払い、ベラルーシの首都にある両親が住む高級住宅の資金を提供した可能性が指摘されています。

また彼女のコロンビア大学の学費は、エプスタインが支払ったとされています。

シュリアック氏はフロリダ州とカリフォルニア州で歯科医として登録されており、エプスタインの所有していたカリブ海のプライベート島では診療所を持っていると記録されていたようです。彼女は米国に移る前、ベラルーシで歯科の勉強をしていたと言われています。

また2015~2018年の間、フロリダ州のパームビーチにあるエプスタインの自宅に住居登録されていたようです。さらに2013年から少なくとも2020年まで、エプスタインのプライベート島に住んでいると登録されていたとのことです。

同性婚は偽装だったか?

シュリアック氏は2013年10月にジェニファー・カリン氏という女性と同性婚しましたが、エプスタインが逮捕された2019年7月に二人は離婚しています。

カリン氏もエプスタインの関係者だったとされ、米国に住むための偽装結婚だと言われました。

こうした手法はエプスタインがいくつか使ったうちの一つとされ、エプスタインが海外で調達した若い女性を米国に滞在させるため、この手法がとられていたと言われています。

最後の電話の相手

ニューヨークデイリーニュースによればシュリアック氏はエプスタインの訃報を聞いたとき、衝撃を受けて取り乱したと伝えています。それ以後も、落ち込んでいるとのこと。

エプスタインは死亡の前日にシュリアック氏と電話で話しているので、もしそれが事実ならエプスタインに自殺の兆候はなかったということは考えられます。もちろん逆張りという可能性もありますが。

以上、カリナ・シュリアック氏を取り上げてみました。

ではこの辺で失礼します。