デンマーク、ノルウェーはコロナ規制緩和、カナダは双方譲らず完全に真っ二つ

デンマーク、ノルウェーでコロナ規制撤廃

デンマークは2月1日に、マスク着用や健康パスなどの制限を撤廃しました。

これまで公共交通機関・店舗・レストランなどで義務化されていたものが解除になり、医療施設や養護施設でのみマスクの使用を推奨しています。

またナイトクラブやカフェなどに入店する際に義務づけられていたデジタル健康パスポートも、提示が不要になりました。

デンマークでは1日に約40,000〜50,000件の新規オミクロン感染者があるものの、保健当局はすぐに下り始めると予想しており、もはや重大な病気だとは見なしていないといいます。

またノルウェーでもほとんどのCOVID制限を廃止すると発表しました。こちらもオミクロン感染の急増にもかかわらず、重症者は増えていないとのことです。

入国者に対しても検査を受ける必要はないとしています。ただし公共交通機関や店舗など屋内のソーシャルディスタンスが必要な場所では、引き続きマスクの着用義務があります。

さらにフィンランドでも、すべての規制を解除することを検討しているといいます。

カナダのフリーダム・コンボイ

一方カナダでは義務化を押し進める政府と、それに反発するトラック運転手たち=「フリーダム・コンボイ」の対立が続いています。

ジャスティン・トルドー首相とその家族は、安全上の懸念から首都オタワの自宅から秘密の場所に移りました。またトルドー首相は3回ワクチン接種しているにもかかわらず、コロナに感染したと発表しました。

首相は移った秘密の場所で記者会見を開き、トラック運転手たちの抗議を「ナチスの象徴」などと形容し、破壊行為をしていると批判しました。彼らに「屈することはない」となかなかの勢いです。

身を隠して文句だけ言うのって、まるで隠れた場所からジャイアンに石投げてるコスいやつみたいです。しかも国家の長が。

ワクチン義務を取り消すまでオタワにとどまる

しかしトルドー首相が息巻いている時点で、フリーダム・コンボイに集まった人たちの中で暴力、逮捕、負傷者は報告されていませんでした。彼らは平和的に抗議活動をしているとのことです。

オタワ警察は、「抗議者とトラックの移動は管理されており、危険性は緩和され、逮捕者もなく解決している」と述べました。

フリーダム・コンボイの主催者は記者会見を開き、トルドー首相がワクチン義務を取り消すまでオタワにとどまると言っています。「私たちにタイムリミットはありません」

GoFundMeで募集されたフリーダム・コンボイへの寄付は、これを書いている時点で995万カナダドル(約9億円)を超えており、トラック運転手達の活動支援に提供されます。

カナダはまさに分断真っ二つという感じです。

米国との国境が封鎖

トラックの車列は長蛇に及び、米国との国境付近では警官たちがトラックの誘導をしましたが、ついに国境を塞ぐ形になってしまったようです。

これらは違法で、警察はトラック運転手たちと交渉したものの決裂したようです。ただし暴力的でも脅迫的でもなかったのこと。

そこで警察は車両移動のため地元のレッカー会社に協力を要請しましたが、拒否されました。

あるレッカー会社の従業員は「自分たちが務めるコミュニティでの評判は落としたくないので、関わりは持ちたがらない」と語ったといいます。

イーロン・マスクが高額寄付か?

フリーダム・コンボイのGoFundMeの寄付者の中に「Liar.com」という名前があり、42,000ドルの寄付をしています。

一説によるとこのLiar.comのドメインを持っているのは、イーロン・マスク氏だと言われていますがどうなんでしょう。ドメイン検索してみましたが身元が保護されており閲覧できませんでした。

実際にLiar.comが寄付したのは42,069ドルで、これはマスク氏がよくジョークで使う数字だそうです。

ちなみにこのLiar.comをクリックすると、Wikipediaのジャスティン・トルドー首相のページにリダイレクトされます。

なかなか洒落たジョークです(笑)。

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