ビーグルの子犬にコカインを注射
また動物愛好家や愛犬家にとって嘆かわしい情報が出ています。
NIH(米国立衛生研究所)やNIAID(米国立アレルギー感染病研究所)が、動物虐待実験に資金を提供していたことは以前取り上げました。
まさにマッドサイエンスなこれらの実験では、ビーグルの子犬の声帯を除去して泣いて騒がないようにしたり、鎮静剤を打って抵抗できなくした上でウィルスに感染させたり、サルの頭蓋骨に穴を開けて毒素を注入して脳を破壊したりしていたのです。実験に使われたビーグルの子犬は最終的に殺処分されました。
今回も、NIHがビーグルの子犬にコカインを注射する実験に230万ドルの資金を提供していたことが明らかになりました。
For several months, the puppies were dosed with the narcotic substance, along with an “experimental compound” to study the interaction of the two drugs. https://t.co/HL5AZGYCKK
— Rebel News (@RebelNewsOnline) February 1, 2022
情報公開請求により発覚
これは納税者の監視団体White Coat Waste Project(WCW)が、情報公開請求をして発覚したものです。
この実験はまず生後6ヶ月のビーグル犬に、数値を測定するチタン製のテレメトリーユニットを埋め込む手術を施しました。その上でコカイン注入用のジャケットを着させて、数ヶ月にわたって何度も繰り返してコカインを投与し、その生体反応を観察するというものでした。
この間、子犬たちはコカインの他に実験的な化学化合物を投与され、その反応があるかどうかを観察されたとのことです。
この実験は2020年9月~21年9月に子犬7匹を使って行われ、それと別に2020年3月~21年3月に6匹を使って行われたようです。実験に使用された子犬は殺処分か、他の実験のためにリサイクルされました。
この実験で何を知りたかったのかよく分かりませんが、情報公開請求は必要なものですね。
FDAは動物実験を認めていない
これらの実験はSRIインターナショナルに委託され、上で書いたサルの実験も行ったチャールズ・リバー研究所で行われました。
チャールズ・リバー研究所はサルの実験のために島(モーガン島)を借りていたことが発覚しています。
実験結果は2022年5月に提出される予定とのことですが、FDAは「ヒト用の医薬品のために動物で実験することは必要ない」としています。
「NIHは支出中毒だ」
WCWのコミュニケーションマネージャーのデヴィン・マーフィー氏は「納税者は、負担が大きくて時代遅れのFDAのお役所仕事を果たすために、ビーグルの子犬にコカインの注射をするなどという無駄で残酷でバカげた実験のために数百万ドルのツケを払わされるべきではない」とコメントしました。
また「NIHは支出中毒であり、こうした無駄遣いと乱用を納税者に取り戻す時である」と述べました。
一説によるとNIAID所長のアンソニー・ファウチ博士は40年以上も動物虐待実験を行ってきたと言われており、そのほとんどが成果を出せていない(失敗率90%)といいます。
NIHの実験予算は年間4兆円以上で、そのうち47%が動物実験に関連していると言われています。
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