【FBIトランプ家宅捜索】捜査令状が公開、司法妨害とスパイ活動法違反容疑――トランプ「押収の必要はなかった」

トランプ家宅捜索の捜査令状が公開

FBIがトランプ氏の自宅マー・ア・ラゴを強制家宅捜索した件で、捜査令状が公開されました。

それによると、トランプ氏は司法妨害とスパイ活動法違反の容疑で捜査されているようです。

FBIはマー・ア・ラゴから27箱分の文書を押収し、うち11箱に機密文書が含まれていたとされています。その中の4セットが最高レベルのトップシークレットとなっており、3セットは2番目のシークレット、もう3セットが最も低いレベルのコンフィデンシャルと分類されていたという。

その中にロジャー・ストーン氏に対する恩赦の執行許可書、フランス大統領に関する文書なども含まれているという。

機密解除されており、押収の必要はなかった

またFBIはマー・ア・ラゴの家宅捜索を3日間待って実行したことがわかりました。令状は8月5日付で承認され、執行されたのは8日でした。

捜索される場所は45オフィス、全ての保管室、元大統領とスタッフが使用する全ての部屋又はエリア・・・などとされています。

しかしトランプ氏は8月12日に、全ての文書は「機密解除」されており、押収の必要はなかったと主張しました。

第一に、それは全て機密解除されていた。第二に、彼らは何も押収する必要はなかった。政治的な駆け引きやマー・ア・ラゴに押し入らなくても、いつでも入手可能だった。それは安全な保管場所にあり、彼らの要求によって鍵が追加されていた。

オバマの文書はどうするんだ?

またトランプ氏は「オバマ元大統領がシカゴに持っていった3300万ページの文書(その多くが機密扱い)をどうするつもりなのか?」と主張しました。

オバマ元大統領は在任中の書類3300万ページの記録をトラックで地元シカゴに運び、デジタル化してオンラインで公開すると約束していたと言われています。

しかし国立公文書館のサイトによると、現時点でオバマ氏の文書がスキャンされた割合は0.000%になっています。

核兵器文書はあったのか?

なお、ワシントンポストが報じていた「核兵器に関する文書」が押収されたかは現時点で不明ですが、トランプ氏は核兵器の情報を「デマだ」と断じています。

核兵器については、ロシアがー、ロシアがー、ロシアがー、と同じようにデマであり、2回の弾劾裁判もデマであり、ミューラー捜査がデマであり、その他の多くと同じだ。タチの悪い人たちが関わっている。なぜFBIは、我々の弁護士や他の人がいるエリアの検査を許可しないのか。暑いなか外で待たされ、「絶対ダメだ」と言って近づく事を許さなかった。

なにか仕込んでいるのか?クリストファー・スティール文書を思い出すぞ。

※スティール文書・・・ロシアゲート問題でトランプ氏を陥れようとして民主党がでっち上げたデマ文書

分断待ったなし

まだこの問題は始まったばかりで、今後が注目されます。ただ顛末がどうなるにせよ、「アメリカの分断待ったなし」という印象ですが。

FBIへの批判について、おそらく司法省は聞く耳など持たないでしょう。ガーランド司法長官は「不当に攻撃されたら、黙って見ているわけにはいかない」と言っていますので、批判派を取り締まる可能性さえあります。もしそうなったら、どこかの独裁主義国と一緒です。自由の国アメリカだったはずなんですけど・・・

裁判になったとしても、公平公正に行われるかどうか。

私は何年も前から今後アメリカは変革だと予想してきましたが、残念ながらそれは当たってしまうんですかね。