イベルメクチンは禁止してない、ただの推奨だ
FDA(米食品医薬品局)が、コロナ治療のために「イベルメクチンを服用するのをやめろ」としたキャンペーンは、非公式なものであり、単なる推奨に過ぎなかったと述べています。
これは3人の医師が医療妨害を訴えていたテキサス州の連邦裁判所で行われた公聴会で、FDA側の代理人アイザック・ベルファー弁護士が述べた証言です。
引用された文章は指示ではない。強制的なものでもない。それらは推奨であった。当事者が何をすべきかを述べたものだ。例としてCOVID-19を治療するために、イベルメクチンを服用してはならない理由を述べているのだ。
やらない方がいいとか、やってはいけないとは言っていない。禁止されているとか、違法であるとか、そういうことは言っていない。また、医師がイベルメクチンを処方してはいけないとも言っていない。
そして「会話的ではあるが、強制ではない」と念を押しました。
“The government engaged in a singularly effective campaign here to malign a common drug,” Kelson said.
Gov't lawyers recently argued that @US_FDA telling people to “stop” taking #Ivermectin as a #COVID19 treatment was informal and just a recommendation. https://t.co/v4VJQO8X38
— The Epoch Times (@EpochTimes) November 19, 2022
「Stop it」とハッキリ言ってるけど
とは言うものの、FDAは2021年に「Why You Should Not Use Ivermectin to Treat or Prevent COVID-19(COVID-19の治療や予防のためにイベルメクチンを使用してはいけない理由)」と題したWebページを公開し、大々的な反イベルメクチンキャンペーンを展開したのです。
この時にFDAは「あなたは馬じゃない。あなたは牛じゃない。マジでお前らやめろ」というツイートをしています。・・・「Stop it(やめろ)」って言ってるやん。
もちろん原告側の代理人ジャレッド・ケルソン弁護士は「そんなものは、実際に使った言葉で説明できてない」と反論し、「Stop it」を指摘しました。
You are not a horse. You are not a cow. Seriously, y'all. Stop it. https://t.co/TWb75xYEY4
— U.S. FDA (@US_FDA) August 21, 2021
それだけでなくFDAは「お前ら落ち着け。イベルメクチンは流行してるかもしれないが、COVID-19の治療にはまだ認可も承認もされてないぞ」ともツイートしています。
Hold your horses, y'all. Ivermectin may be trending, but it still isn't authorized or approved to treat COVID-19. https://t.co/TWb75xYEY4
— U.S. FDA (@US_FDA) April 26, 2022
単なる推奨でここまで必死になるもんですかね?
いつも感じてますが、左派が必死になる時って、たいてい何かを隠そうとしているか、プロパガンダが多いような気が・・・。
医師免許を剥奪され・・・
今回FDAを訴えている医師3名は、イベルメクチンを処方したために何らかの処分を受けていました。
そのうちの一人、イースタンバージニア・メディカルスクールの肺重症患者医療部長ポール・マリク医師は、センタラ・ノーフォーク総合病院でコロナ治療にイベルメクチンを使用しています。
しかし使用を中止されたばかりか、バージニア州の医師免許を剥奪され、離職を余儀なくされたと主張しています。
一方FDA側のベルファー弁護士は「FDAのWebページでは、医師が処方した場合、人々はイベルメクチンを使用することができると述べている」と反論し、「誰に対しても法的な影響を与えるものではなく、消費者に対して拘束力のない勧告を行ってるに過ぎない」と主張しました。
これに対して原告側のケルゾン弁護士は「もし政府がイベルメクチンを”馬の薬”や”馬の薬”だと表示し、動物にしか使えないという考えを広めようとするならば、それを処方する医師は馬の医者かヤブ医者ということになる」と述べ「これは訴えるに十分な害悪だ」と主張しました。
NIHの公式サイトに掲載
以前ここで取り上げたように、NIH(米国立衛生研究所)の公式サイトでは、2022年4月29日の時点でコロナの治療法としてイベルメクチンを挙げています。
ページの説明では「FDAによって承認されていない」としながらも「COVID-19の予防と治療に対するイベルメクチンの安全性と有効性は、臨床試験と観察コホートにより評価されています」と書かれています。
As of Friday, Oct. 21, social media users have noticed that the antiparasitic drug Ivermectin has been listed on the National Institutes of Health (NIH) website as “being evaluated to treat COVID-19.”
— Vision Times (@vision_times) October 21, 2022
インドのイベルメクチン研究
インドの人口2億人以上のウッタルプラデシュ州では、イベルメクチンの早期使用の普及により、「陽性者と死亡者を低く抑えることができた」と述べているという。
このほかにインドでは、政府が資金を提供していくつかのイベルメクチンの研究を行っています。
「イベルメクチンを300μg/kgの用量で72時間空けて2回予防投与すると、翌月の医療従事者のSARS-CoV-2感染を73%減少させることに関連した。」(ソース)
「主要な入院6日目のRT-PCR陰性状態にイベルメクチンの使用による差はなかった。しかし、イベルメクチンを投与した場合、生存退院した患者の割合が有意に高くなった。」(ソース)
「イベルメクチンとドキシサイクリンの併用投与を受けた軽度または中等度のCOVID-19感染患者は、プラセボ投与患者より一般的に2日早く回復した。また,治療後7日以内に効果が認められた患者の割合は,プラセボ群に比べ治療群で有意に高かった。発症から12日経過しても症状が残っている患者、および病勢が進行した患者の割合は、プラセボ群に比べ治療群で有意に低くなっていた。」(ソース)
その他の国
スペイン
「イベルメクチン群の患者は、低血糖/無気力から早期に回復した。」(ソース)
ベングラデシュ
「イベルメクチン-ドキシサイクリン併用療法は、ヒドロキシクロロキン-アジスロマイシン併用療法と比較して、症状の緩和、回復期間の短縮、副作用の減少、患者のコンプライアンスが優れていることが示された。本試験の結果から、イベルメクチンとドキシサイクリンの併用療法は、軽度から中等度のCOVID-19疾患の患者の治療に優れた選択肢であると言える。」(ソース)
ベングラデシュ
COVID-19の治療にイベルメクチンを5日間投与すると罹病期間が短くなる可能性があることが示された。イベルメクチン5日間投与群では、重症度の指標であるCRPとLDHが7日目までに有意に低下した。(ソース)
またイベルメクチンの臨床試験は、現在世界中で86件が進行中かもしくは終了しています。
ちなみに破綻した仮想通貨取引所FTXは、「イベルメクチンは効かない」と主張するプロパガンダ研究に1,800万ドルを提供しているという。
You can't make this up https://t.co/b8E6THWG91
— Conservative Review (@CR) November 22, 2022
ワクチン接種後の死亡
もちろん私は専門的なことはわかりませんので、あくまで情報としてお伝えしています。イベルメクチンについては、よく情報を吟味して検討することをオススメします。
話は違いますが神奈川県では、ワクチン接種後に105人が死亡しているというのが話題になってますね。
これはたまたま神奈川県の例ですけど、他の都道府県はどうなってるんでしょう。全部合わせたら何人の命が失われたんでしょうか?
ワクチン接種後死亡、神奈川で105人 因果関係は不明https://t.co/Hc6yjmQqjk
県は21日、医療機関から報告された副反応との関連性が疑われる事例のうち、ワクチン接種後に死亡した県内在住者が105人いたことを明らかにした。接種との因果関係は分かっていない。#新型コロナ #ワクチン #神奈川県— カナロコ by 神奈川新聞 (@KanalocoLocal) November 21, 2022
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