トランプが起訴、現時点で報じられていることのまとめ

トランプがマンハッタン検事により起訴

アメリカが文字通り割れてます。

昨日ドナルド・トランプ氏の大陪審が1ヶ月延期になったと報じられたと思ったら、実は動いてたんですね。急転直下起訴されることになったという。

マンハッタン検事局アルビン・ブラッグ検事による声明↓

本日夕方、トランプ氏の弁護士と連絡を取り、最高裁判所の起訴状に関する罪状認否のため、マンハッタン検事局への出頭を調整しました。罪状認否の日程が決まり次第、案内があります。

CNNによると、トランプ氏の起訴状は封印されており罪状はまだ非公開だが、30以上のビジネス詐欺に関連する訴因に直面していると報じています。

選挙法違反の疑い

これまで書いてきたように、この起訴は2016年にAV女優ストーミー・ダニエルズ氏に支払った口止め料13万ドルの支払いに加えて、元プレイボーイのモデルのカレン・マクドゥーガル氏への15万ドルの支払いなどが含まれているという。

マクドゥーガル氏は2016年に、トランプ氏との不倫話をナショナル・エンクワイアラー誌に持ち込んでいました。同誌の親会社アメリカン・メディア・インク(AMI)は、その話の権利を15万ドルで買い取っています。

AMIは選挙に影響を与えないようにするため、その話を抑えたことを認めました。この契約は「キャッチ&キル」と呼ばれるタブロイド紙によくある慣行の一部であり、出版社は記事の代金を支払うだけでその記事は報じず、世間の目に触れないようにするものだという。

またトランプ氏はマクドゥーガル氏との不倫を否定しています。

検察はこの2件の支払いについて元弁護士マイケル・コーエン氏が、トランプ氏から指示されて2人への支払いを画策したと主張しているもよう。

この支払いが選挙資金の提供だとして、選挙資金法違反で追求しています。

コーエンはトランプに恨みを抱いていた

まあコーエン氏に信憑性がないのは3月20日の大陪審でロバート・コステロ弁護士が証言していますし、その時に数百ページに及ぶ証拠文書も提出しています。

しかし検察はその証拠を無視したことがわかっています。つまり初めから「起訴ありき」で進めていたということですね。

トランプ逮捕どうなる?――コステロ弁護士「コーエンは噓の常習犯だ」

2023年3月21日

コーエン氏は口止め料に関して嘘と脱税などの罪で2018年8月に懲役3年と罰金5万ドルを科されており、その後ニューヨーク州最高裁から弁護士資格を剥奪されています。

彼がトランプ氏に恨みを抱いていたのは明白で、トランプ氏に関する本を2冊書いており、その中でトランプ氏のことを「詐欺師、マフィア、嘘つき、詐欺師、いじめっ子、人種差別者、捕食者、詐欺師」とコキ下ろしているようです。

トイレの落書きですか?

起訴後の流れ

さて今後の展開ですが、トランプ氏は来週初め(火曜日?)に自首する見込みだと言われています。そこで顔写真を撮られ、指紋を採取されるという。

その後マンハッタン地方裁判所に出頭し、罪状認否を行うという。おそらく認めて釈放されるだろうとのこと。

ただトランプ氏が自首を拒否した場合、検察はフロリダ州からの身柄引き渡しを求めることができます。

その際に、フロリダ州知事が引き渡しを承認する必要があるが、ロン・デサンティス知事は「フロリダは身柄引き渡し要請に協力しない」と述べています。

政治的アジェンダを推進するために法制度を武器化することは、法の支配を根底から覆すものだ。

非アメリカ的である。

ジョージ・ソロスの支援を受けたマンハッタン地方検事は、一貫して法律を曲げて重罪を軽くし、犯罪行為を言い訳にしてきた。しかし、今、彼は政敵を標的にするために法律を拡大解釈している。

フロリダ州は、このソロスの支援を受けたマンハッタン検事と彼の政治的アジェンダが問題になっている疑わしい状況を考慮し、引き渡し要求に協力することはないだろう。

トランプの声明

これは史上最高レベルの政治的迫害であり選挙妨害です。私がトランプタワーの黄金のエスカレーターを降りてきたときから、そして私が合衆国大統領として宣誓する前から、この国の勤勉な男女の敵である急進左派の民主党は、「アメリカを再び偉大にする」運動を破壊しようと魔女狩りを行ってきた。
あなたも私と同じように覚えているはずです: ロシア、ロシア、ロシア、ミューラーのデマ、ウクライナ、ウクライナ、弾劾デマ1、弾劾デマ2、違法・違憲のマー・ア・ラゴ襲撃、そして今回の件です。

民主党は、「トランプを捕まえよう」という強迫観念から、嘘をつき、ごまかし、盗んできましたが、今度は、まったく無実の人間を、あからさまな選挙妨害行為で拘束するという、考えられないことをやってのけました。

「このようなことは、わが国の歴史上、かつてなかったことです。民主党は、私の選挙運動へのスパイ行為を含め、何十年にもわたって数え切れないほどの不正を行ってきました。しかし、たまたま米国大統領であり、圧倒的に共和党の大統領候補である政敵を罰するために司法制度を武器にすることは、これまでになかったことです。今までにないことです。

ジョージ・ソロスが選び、資金を提供したマンハッタン検事アルビン・ブラッグは、恥ずべき存在だ。ニューヨークを襲う未曾有の犯罪の波を食い止めるどころか、ジョー・バイデンの汚れ仕事をこなし、本来取り組むべき殺人や強盗、傷害事件を無視しているのです。ブラッグの時間の使い方はこうだ!

この魔女狩りは、ジョー・バイデンに大きな裏切りをもたらすと信じている。アメリカ国民は、急進左派の民主党がここで何をしているのか、正確に理解しています。誰もがそれを見ることができます。だから、私たちの運動と党は、団結して強く、まずアルビン・ブラッグを倒し、次にジョー・バイデンを倒し、そして、私たちがアメリカを再び偉大にするために、曲がった民主党を一人残らずオフィスから追い出すつもりです!

フロリダ州デサンティス知事、ジョージ・ソロスに宣戦布告――「フロリダは左翼に立ち向かっている」

2022年8月7日

ペンス前大統領「アウトレイジだ」

マイク・ペンス前副大統領はCNNに出演し、トランプ氏の起訴は「アウトレイジ(攻撃)だ」と述べました。

「選挙資金問題で元大統領を起訴するという前代未聞の事態は、とんでもないことだと思う。」

「そして、何百万人ものアメリカ人には、文字通り前大統領を起訴することを公約に掲げて立候補した検察官による、政治的な訴追に過ぎないように見える。」

さらに前大統領を告発することは「国に対する冒涜」であり、人々をさらに分裂させるだけだと述べ、「アメリカ国民はこれを見て、この国における政治の犯罪化のもう一つの例と見るだろう。」と語りました。

保守派の反発

共和党のケビン・マッカーシー下院議長は「わが国に取り返しのつかない損害を与えた」と述べ、ブラッグ検事を追求するとしています。

アルビン・ブラッグは、大統領選挙を妨害しようとして、我が国に取り返しのつかない損害を与えた。

彼が日常的に凶悪犯罪者を解放して国民を恐怖に陥れているように、彼はドナルド・トランプ大統領に対して我々の神聖な司法制度を武器にしたのだ。

アメリカ国民はこの不正を許さず、下院はアルビン・ブラッグと彼の前代未聞の権力濫用の責任を追及することになるだろう。

マイク・ポンペオ前国務長官は「法制度に対するアメリカの信頼を損なっている」と述べています。

マンハッタン検事は、法制度に対するアメリカの信頼を損なっている。ブラッグは、暴力犯罪の訴追を拒否し、重罪の半分以上を軽犯罪に格下げした、ジョージ・ソロスに資金を提供された検事と同じだ。

1と1を足して11にしている

トランプ氏の裁判が行われるとしても、1年以上先になるとみられ、そうなると2024年の大統領選挙のキャンペーン期間中ということになる。おそらくそのタイミングを見込んでの起訴かもしれません。

現時点で、トランプ氏を裁くのはファン・メルシャン判事と言われています。というのも、トランプ氏の起訴が決議された日の夜に、マンハッタン刑事裁判所にその姿を現したと報じられているからです。

メルシャン判事は昨年、トランプ氏の会社2社の税金詐欺容疑の裁判を監督しており、両社は有罪になり罰金が科されています。

ハーバード大学ロースクールのアラン・ダーシャウィッツ教授によると、起訴は「検察の濫用による最悪のケース」だと述べています。

「ブラッグがやろうとしていることは、1と1を足して11にすることだ。」

相手がトランプ氏であり、場所がニューヨークという非常に青い街(民主党の州)であるため、起訴され有罪になる可能性は半分以上だとしています。まあ「ハムサンドでも起訴できる」という場所らしいですから。

ただし、控訴されて覆される可能性が高いという。

それでも、ブラッグ検事はおそらく2年後の控訴審がどうなるかなんて気にも留めていないだろう。「彼はトランプが逮捕される姿を見せるという宣伝がしたいのだ」

権力や司法の横暴、どっかの国でもありましたね。山羊座時代の腐敗です。


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2023年4月1日
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