Threadsの評判
新しいSNS「Threads」について、個人情報が抜かれまくりなのは以前書きましたが、さらに批判が起きてます。
日本のユーザーはThreadsをどう思っているんでしょうね?米国では、早くもいろいろと物議になっているみたいです。
まずは機能的な問題について、以下のような指摘があります。
【ない機能】
・フィードをコントロールする方法なし
・時系列フィードなし
・ダイレクトメッセージなし
・キーワード検索なし
・ウェブインターフェースなし
・収益化なし
・フォロータブなし
・ブックマークなし
・ハッシュタグなし
・削除なし
・リストなし
【ある機能】
・データ収集
・大量検閲
・ストーリーのコントロール
・ザッカーバーグ
Mark Zuckerberg's Threads app:
The feed is a garbage hose of corporations, celebrities, and random people.
-no way to control your feed
-no chronological feed
-no direct messages
-no keyword search
-no web interface
-no monetization
-no following tab
-no bookmarks
-no hashtags… pic.twitter.com/8Z3pcUemMj— KanekoaTheGreat (@KanekoaTheGreat) July 9, 2023
最後のが笑っちゃいますが。
まだ実装されていない機能については、もしかしたらそのうち追加されるんですかね?わかりませんが。
検閲に批判
上のうち、大量検閲については早くも反発の声が出ています。
保守派の弁護士でコメンテーターでもあるローガン・オハンドリー氏のアカウント「dc_draino」をフォローしようとすると、「マジでフォローするの?」という警告メッセージが出るという。
Just downloaded and signed up for the new Meta app “Threads” meant to imitate Twitter
I posted once about wanting to expose Biden’s corrupt government and they’ve already flagged me for censorship
Great platform Zuck pic.twitter.com/2RhusHRo7v
— DC_Draino (@DC_Draino) July 6, 2023
ドナルド・トランプ・ジュニア氏のアカウントをフォローしようとしても、同様の現象が起こるようです。
また上の警告メッセージが出た後に、さらに続けて「このアカウントは、独立したファクトチェッカーによって検証された、またはコミュニティガイドラインに反する虚偽の情報を繰り返し投稿しています」というメッセージが出るんだとか。
このような保守派に対する嫌がらせ的なやり方には多数の反発が出ており、Meta社は「すまん、エラーでした」と言い訳し、修正したという。ほんとにエラーだったのかはわかりません。
言論の自由はない?
またThreadsは、インスタグラムのガイドラインに準拠しているといい、特定のスレッドがそのガイドラインに反すると見なされた場合、スレッドごと削除されるという。
しかもユーザーはこの決定に異議を申し立てることはできず、また、そのスレッドに投稿したユーザーには「繰り返し私たちのルールを破ると、より多くのアカウント制限を引き起こす可能性がある」と警告が出るのだそう。
つまり、Threadsはハナから検閲が大前提であり、しかも保守派は歓迎してませんよ、とハッキリ言っているような気がします。言論の自由とか公平性みたいなものは、最初から無視されているかもしれません。
だから左派御用達になるだろうと言ったんですけどね。
Threads by Zuck is just Twitter 1.0 censorship on steroids. It will never be a source of information.
Zuck just wants it to "be nice".
Ht @shaneyyricch pic.twitter.com/Oag1QlF7yi
— Wall Street Silver (@WallStreetSilv) July 6, 2023
ユーザーに訴える権利はない
上について、ジャーナリストのマイケル・シェレンバーガー氏は「マーク・ザッカーバーグは、ツイッターよりも優れた体験をユーザーに約束したが、彼はユーザーを検閲し、訴える手段を提供していない」とツイートしています。
Mark Zuckerberg, the founder of Meta’s new app, Threads, has promised users a better experience than Twitter, but he is censoring users and offering no avenue for appeal. pic.twitter.com/kAHbKGFgI0
— Michael Shellenberger (@shellenberger) July 6, 2023
加えてシェレンバーガー氏は、アメリカ国民は “検閲に不服を申し立てる権利 “と “完全な透明性を得る権利 “を持つべきだと主張しています。
時に、ちょうど連邦裁判所のテリー・ドーティ判事が、政府機関による大規模な検閲を差止めたタイミングであり、検閲に対していつも以上にチェックの目が向けられるのは必然だったでしょう。
そんな中、堂々と検閲を推進するザッカーバーグ氏もいかがなものかと。
ザッカーバーグは反警察団体に献金
そんなThreadsを運営するMeta社のマーク・ザッカーバーグCEOですが、警察撲滅を訴える団体に大口献金していると報じられています。
ジャーナリストのリー・ファン氏によると、ザッカーバーグと妻プリシラ・チャンが運営するチャン・ザッカーバーグ・イニシアティブ(CZI)は、警察撲滅を訴える反警察団体「PolicyLink」に300万ドルを寄付しているという。
またCZIは他にも「Solidaire(ソリデア)」という警察廃止プログラムにも250万ドル以上を寄付しているとのこと。
これは企業情報開示によって明らかになったという。
なんでもソリデアは、カリフォルニア州のオークランド警察の予算を「1800万ドル削ってやったぜ」と自慢げに宣伝しているとのこと。
警察をなくそうとする動きは、BLMが主張していたことです。
Mark Zuckerberg spent $43M on security, but gives millions to ‘defund police’ groups https://t.co/hMpgwBJXSJ pic.twitter.com/1ghn621Vvf
— New York Post (@nypost) July 7, 2023
自分の身を守るために大金を支払っている
一方でザッカーバーグ本人は、2020年以降、自分の警護に4000万ドル以上を支払っているという。
2020年に1340万ドル、2021年に1510万ドル、2022年は1480万ドルで、過去3年間で合計4340万ドルのセキュリティ費を負担しているとのこと。
つまり彼は警察撲滅のために資金を寄付し、なおかつ自分を守るために高い金を払っているということ。
また自分の会社の近くやCZIの近くの警察には、毎年資金を提供しているという。
要するに自分だけは守ってもらい、一般市民の安全などどうでもいいってことでしょうか。
自分はユーザーの個人情報を収集して金儲けのために使い、その金を警察撲滅に使うっていう。
そんな人が運営しているのがThreadsであり、インスタグラムであり、Facebookなのです。
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