米国の研究所、コロナ流行の1年前からウィルスの実験を行っていたことが暴露される

The White House, Public domain, via Wikimedia Commons

パンデミック1年前にコウモリのウィルス実験が行われていた

山羊座時代が本格的に煮詰まってきて、灰汁(アク)がどんどん出てきています。

まさに天体の流れを反映しているこの世の中、これからはその灰汁を処理するフェーズに入らなければなりません。

思い起こせば2019年11月に中国の武漢で原因不明の肺炎が発見され、一気に世界中に広まっていって大パニックになりました。人々は家に閉じ込められることを余儀なくされ、職や会社を失った人も多数出ました。

そんな世界的大流行が起こる1年以上も前に、密かに米国モンタナ州の研究所で、コウモリを使ったコロナウィルスの実験が行われていたことが判明し、ネットが沸いています。

2018年にアンソニー・ファウチ博士の指導の下、米国立衛生研究所(NIH)はモンタナ州の研究所で12匹のエジプトフルーツバット(コウモリ)を、WIV1と呼ばれるSARS様ウイルスに感染させる実験を行っていたという。

もちろんこの実験に米国民の税金が投入されていたのは言うまでもない。

主流メディアは報じないでしょうが、これは陰謀論でも何でもなく、NIHのナショナルライブラリーに研究論文が掲載されている正真正銘の実験です。

NIHは情報公開を拒否

この研究論文「SARS-Like Coronavirus WIV1-CoV Does Not Replicate in Egyptian Fruit Bats(SARS様コロナウイルスWIV1-CoVはエジプトフルーツコウモリ”Rousettus aegyptiacus”では複製しない)」は、最初、COVID-19の起源と研究所流出説を調査するネット活動家のグループDRASTICによって指摘されました。

そして監視団体White Coat Waste Project(WCW)は動物実験に費やされる200億ドルもの政府の無駄遣いを発見し、暴露し、廃止することに専心する監視団体です。

WCWは現在、情報公開法を使って実験の詳細を要求していますが、NIHは情報公開を拒否しています。

2018年12月19日に公開された論文は、NIHのロッキーマウンテン研究所と、武漢ウイルス研究所の共同研究者であるノースカロライナ大学のラルフ・バリック博士との共同事業で行われ、そして国立アレルギー感染症研究所(NIAID)の前所長であるファウチ博士が監督しています。

この実験は、COVID-19の原因と思われる武漢の研究室から直接入手したコロナウイルスをコウモリに感染させるものでした。

実際の論文→SARS-Like Coronavirus WIV1-CoV Does Not Replicate in Egyptian Fruit Bats (Rousettus aegyptiacus) /National Library of Medicine

実験に協力したのは動物保護区

実験で科学者たちは、メリーランド州の動物園から12匹のエジプトフルーツコウモリを入手し、WIV1-コロナウイルスに感染させ、その後の経過を調査しています。

このコウモリはメリーランド州の動物園&野生動物保護区「カトクティン・ワイルドライフ・プリザーブ・アンド・ズー(CWP)」からモンタナ州の施設に送られたものです。

CWPは100エーカー(40ヘクタール)もある動物保護区で、サファリ・トラックに乗り、森林の中で大型草食動物に触れたり、餌を与えたりすることができる施設だという。

しかし動物保護区でありながら、CWPは動物福祉に違反した過去があり、2012年には罰金が科せられているとのこと。

また記録によれば、同保護区は2023年4月の時点で523匹の連邦規制動物を監禁しており、その中には241匹のコウモリが含まれているという。

しかもCWPの動物健康担当ディレクターは、2003年から2012年までNIHの動物実験施設に勤務していた人物だというのがわかっています。

逃げれば勝ち?

実験ではコウモリをウィルスに感染させ、時間の経過と共に4匹ずつ安楽死させて、心臓、肝臓、腎臓、脾臓、膀胱、生殖器、目、脳を採取して分析しました。また白血球数と抗体も分析しています。

けっきょく、WIV1-コロナウイルスはフルーツコウモリにおいて「強固な感染」は起こさず、「ウイルス増殖の証拠は非常に限られている」と判断しました。

新型コロナウイルス、どこが自然発生なん?
これは自然災害なの?それとも人災?

そしてこの実験はその後、機能獲得研究に役立ったのかな。

WCWのアンソニー・ベロッティ会長は声明の中で以下のように述べました。

「我々の調査によって、NIHの動物実験担当者であった学芸員がいる怪しげな路傍の動物園が、ファウチ博士が監督する致命的な政府のウイルス研究所にコウモリを出荷し、専門家がCOVIDの原因と考えている武漢の研究所から直接入手したコロナウイルスに感染させたという現実の恐怖の物語が明らかになった」

なおアンソニー・ファウチ博士は2022年12月末をもって、全ての米国の公務から引退しております。またNIHのフランシス・コリンズ前所長も2022年10月で引退しております。

逃げれば勝ちでしょうか。


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2023年4月1日
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