全米で深刻な粉ミルク不足
またバイデン政権がわけのわからないことをやっています。
いま全米で深刻な粉ミルク不足に見舞われていて、乳児を持つ親たちに不安を与えています。
たぶんきっかけはFDA(米食品医薬品局)が、ミシガン州にある大手粉ミルク工場を2月に閉鎖したことです。
問題なのは、バイデン政権の対応が遅れているばかりか、貴重なはずの在庫の粉ミルクを、困っている国民を差し置いて国境の不法移民たちに送っていることです。
この施設にいるのは合法な人たちではありません、勝手に国境を越えて入ってきた人たちです。中には犯罪者、麻薬の売人、テロリスト、人身売買業者などもいます。
ちなみに不法移民は相変わらず記録的な数が国境を越えて米国内に入ってきています。バイデン政権はそれを止めようとしていません。
1. The acute shortage of baby formula across the country has a number of root causes, including the pandemic and a major recall
But its also a reflection of the shameful level of support provided to American familieshttps://t.co/O6Njo3W1vn
— Judd Legum (@JuddLegum) May 12, 2022
きっかけは大手工場の閉鎖
事の発端は、ミシガン州スタージスにあるアボット・ラボラトリーズ社の工場がFDAから不衛生であると指摘され、閉鎖に追い込まれたことです。アボット社は粉ミルクの大手メーカーとのこと。
先ごろ4人の乳児が病気になり、2人が死亡した件で、調査したFDAは細菌に汚染された粉ミルクが原因だと特定しました。
これに対してアボット社は、すぐに粉ミルクをリコールしました。
一方で同社は声明で、クロノバクター・サカザキという細菌が見つかったとしつつ、病気とは関係が無いと主張しました。というのも、問題が出た乳児から採取された細菌とは一致しないからです。ちなみにクロノバクター・サカザキはごく一般的な環境菌だといい、これまでほとんど症例が報告されていないという。
アボット社は同社の粉ミルクが感染源とは考えられない、としています。
親たちは懇願、ホワイトハウスは明言せず
そんなことがあり、現在全米の43%の店舗で粉ミルクが品切れしてるという。米国の粉ミルクは98%が国内産で、輸入には依存していません。
親たちはFDAに工場を再開するよう懇願しているようですが、ホワイトハウスはいつ再開するか明言していません。
一方アボット社は、FDAの承認が得られれば2週間以内に生産を再開できるとしています。ただ再開されても、商品が店頭に並ぶのは6~8週間かかるようです。
またバイデン政権になってから続いているサプライチェーンの問題もまだ続いており、これも供給不足の原因の一つになっています。
現在は転売ヤーなども現れているらしく、一般的な粉ミルクが1缶120ドル(1万5千円くらい)で取引されるケースがあるという。金持ちならいくらでも出すかもしれませんが、低所得の家庭などはさすがに厳しいでしょう。
バイデン政権は粉ミルクを不法移民に送っていた
そんな中でバイデン政権が、不法移民収容施設に粉ミルクを出荷していることが明らかになりました。
フロリダ州のキャット・キャマック議員(共和党)は、テキサス州マッカレンの国境にあるウルスラ処理センターに山積みされている粉ミルクと、近所の店舗の棚の写真の比較を投稿しました。
「これがアメリカ・ラストの姿です」
キャマック議員は、この写真は国境警備隊の捜査官から送られたものだとしています。
この捜査官は「キャット、私が今持ってきた荷物を信じらないだろう。私は30年間国境警備隊をやっているが、こんなものは見たことがない。私もおじいちゃんだけど、自分の子供が粉ミルクが手に入らないと言っているんだよ」
The first photo is from this morning at the Ursula Processing Center at the U.S. border. Shelves and pallets packed with baby formula.
The second is from a shelf right here at home. Formula is scarce.
This is what America last looks like. pic.twitter.com/OO0V99njoy
— Kat Cammack (@Kat_Cammack) May 11, 2022
私の血は沸騰する
この写真は5月11日朝に届いたもののごく一部だという。
キャマック議員によるとこの処理センターは、すべての粉ミルクのパレットを受け取っていると言い、あと3パレットがセンターに向かっているとの報告を受けたとしています。
「私にとって腹立たしいのは、これがバイデン政権が続けている”アメリカ・ラスト”政策の一つの例だと言うことです。」
母親や父親が食品棚を見てパニックになっている一方で、バイデン政権は喜んで南部国境を越えてやってくる不法移民に粉ミルクを提供している。
バイデン政権は、国境の安全やアメリカ人の保護に対して、無謀で常識外れの優先順位を付けている。
私たちの子供には、彼らのニーズと命を第一に考えてくれる大統領がふさわしい。大統領が奉仕すると宣誓した国民より、不法移民に大事な物資を与える大統領ではない。
「アメリカ政府が、何千何万という粉ミルクのパッケージを国境に送っているのを見たら、私の血は沸騰しますよ。」
彼らの目指す方向に向かっている?
一時的な工場の閉鎖は仕方がないとはいえ、何ヶ月も閉鎖したままにしておくのはどうなんでしょう。何か理由でも?
にしても粉ミルクの在庫があるのに困っている国民を放っておいて、不法移民施設に送るのは理解しがたいです。むろん一人の命に国民も移民もないけど、政府というのはまず国民を守るのが仕事だと思いますけどね。だからこそ国民から選ばれているはずなので。
バイデン政権はどんどん進行するインフレに何ら対策をしていません。それを質問した記者に「さのばびっち」とつぶやいたことからわかるように、むしろインフレを進めようとしているように見えます。
食糧危機もどうでしょう。先ごろ全米で12もの食品工場が破壊されたり事故が発生したと報じられましたが、偶然ですかね?そんなに連続して発生するものですか?
高騰が続く燃料代にも対策するどころか、むしろ逆行しています。最近過去最高のガス価格を記録しましたが、なぜかバイデン政権はアラスカとメキシコ湾での石油とガスのリース販売をキャンセルしました。もしかしたらもっと価格を高騰させようとしているかもしれないです。
・・これは暴走というより、彼らの目指す方向に着々と向かっていると言うことですかね。私がかねがね言ってきたことが徐々に近づいているかもしれません。
日本はこれを「よその国のこと」とタカをくくっていられるでしょうか。そういえば我が国はこの国に守ってもらうんでしたっけ?
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