Qが掲示板に復活
米最高裁判所が中絶の権利を認めた1973年のロー対ウェイド裁判の判決をひっくり返したことで、米国内が騒然となっています。
そんなタイミングで、Qアノンの中心人物「Q」が、564日ぶりにネット掲示板に登場したという。すぐにSNSで話題になっています。
米東部時間6月24日20時26分、掲示板「8kun(旧8chan)」にQを名乗る人物の投稿がありました。「Shall we play a game once more?」(もう1回ゲームをやろうか?)
この投稿主のIDは「000000」になっています。
After a nearly two year hiatus, Q of QAnon infamy is posting again. pic.twitter.com/wR3PQXrCsV
— Will Sommer (@willsommer) June 25, 2022
約2年の休止を経て、Qアノンの悪名高きQが再び投稿した。
国に奉仕する準備は出来ているか?
別のユーザーが「私たちは皆、永久とも思える時間を待っていたんだ。何があったんだ?」と質問を投げかけると、Qは「こうしなければならなかったのだ」と返信しています。
そして別の投稿で
— Will Sommer (@willsommer) June 25, 2022
また国に奉仕する準備はできてるか?
誓いを思い出せ。
またなにかやらかす気ですかね。
保守派の人たちにとって現在ようやく流れを取り戻しつつあるのに、ここでQが出てくるとさらにややこしくなる気がしますが。
それとも、なりすましによる左派の策略とか?
Qの中の人は誰?
Qは2017年ごろから掲示板4chanや8chanで「児童性的人身売買を行っている悪魔崇拝・小児性愛・人肉嗜食の秘密結社が裏で世界を支配し、この組織とドナルド・トランプが戦っている」という陰謀論を流布していました。
これを信じる人たちが次第に集まり、Qアノン運動となっていきます。
Qが誰なのか今だに特定されていませんが、一説によるとワトキンス親子のことではないかと言われています。
ロン・ワトキンス氏は北海道在住で、父親ジム・ワトキンス氏と共に2015年に掲示板8chanを買い取り、以後ロン氏が管理人をやっていました。
管理人として投稿を自由にコントロールできたことなどから、この親子のどちらか、あるいは2人共がQではないかと言われています。またそうでなくとも、少なくともQに近い人物ではないかと憶測が飛び交っていますが、真相は不明です。
ちなみにロン・ワトキンス氏は今年11月に行われる中間選挙にアリゾナ州から下院議員に立候補しています。
タイミングを狙ったか
いずれにしてもこのタイミングっていうのが気になります。もしかしたら最高裁の判定覆しで、保守派に波が来てると踏んだのかもしれません。
何を企んでいるのかわかりませんが、ただ信者もいったん頭冷やしたと思うので、以前のような盛り上がりになるのかどうかは疑問です。
とりあえず今後に注目ですね。
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