22日の大陪審が急遽キャンセル
ドナルド・トランプ氏を起訴に持っていこうと前のめりになっていたマンハッタン検事局ですが、現地3月22日水曜日に予定されていた大陪審をキャンセルしました。
早ければ22日の大陪審の後、トランプ氏を起訴するという流れになっていましたが、何が起こったのでしょう?――情報を追っていきます。
この大陪審は毎週月曜・水曜・木曜の午後に行われていますが、22日の分はキャンセルされ、23日木曜に再度集まるよう求められたと報じられています。(※月水金ではなく月水木でした)
報じられているところによると、情報提供者の話として、大陪審員の投票に入る前に、少なくとももう一人の証人から証言を聞く必要があるためだという。
The Manhattan grand investigating Donald Trump's role in a hush-money payment to a porn star will not meet on Wednesday, according to two people with knowledge of the matter, suggesting that any indictment would come Thursday at the earliest. https://t.co/8E4AvHVnby
— The New York Times (@nytimes) March 22, 2023
検事が600ページもの証拠を隠蔽か
また一部のメディアでは、20日月曜の大陪審でマイケル・コーエン氏の元法律顧問だったロバート・コステロ弁護士が証言した内容が、混乱を招いたとも言われています。
コステロ弁護士は、コーエン氏は噓つきの常習者だといい、「まったく信用できない」とコキ下ろしました。
さらに、ブラッグ検事の証拠隠蔽の疑惑も出ています。
コステロ氏は、マンハッタン検事局が600ページもの証拠を隠蔽していると告発しています。コステロ氏は大陪審で2時間あまり証言したものの、「検察が真実に迫ろうとしていないのは明らかだった」と述べました。
さらに大陪審で、自分が提出した証拠が隠蔽された事を知ったという。
「ちょっと待てよ、私がアルビン・ブラッグ(検事)に渡した何百ページもの文書がなぜここにないんだ?抜粋された6つだけですか?」と問い詰めました。
これが“検察官の不正行為“として調査を要求されたと言われています。
なんと – アルビン・ブラッグ検事は、ドナルド・トランプ大統領の事件で、NY大陪審から約600ページの免責的証拠を隠していたことが発覚した。
内部情報筋によると、陪審員たちは激怒し、多くの人がブラッグの不正行為に対する調査を要求した。
WOW – DA Alvin Bragg has been caught hiding nearly 600 pages of exculpatory evidence from NY Grand Jury in President Donald Trump’s case.
Inside sources say jurors were outraged and many demanded an investigation into Bragg for misconduct.
God always prevails!
— The Trump Train 🚂🇺🇸 (@The_Trump_Train) March 22, 2023
トランプ無罪を示す証拠文書
一方、上とは別に、デイリーメールが「爆弾文書」を入手したと報じました。
Bombshell letter from Michael Cohen claims Trump didn't reimburse him https://t.co/6couATKXCa
— Daily Mail Online (@MailOnline) March 22, 2023
独占入手したというこの爆弾文書は、トランプ氏を告発しているマイケル・コーエン氏の元弁護士スティーブン・ライアン氏が、2018年2月8日に連邦選挙委員会(FEC)に宛てた書簡だという。
当時、AV女優ストーミー・ダニエルズ氏への口止め料が選挙資金違反だという訴えを受けて、FECが調査していましたが、その時に提出された書簡です。
書簡には「米大統領選前の2016年のプライベートな取引で、コーエン氏は自身の個人資金を使ってステファニー・クリフォード(ストーミー・ダニエルズの本名)氏への13万ドルの支払いを進めた」と書かれています。
また「トランプ・オーガニゼーションもトランプ選挙キャンペーンも、クリフォード氏との取引の当事者ではなく、どちらもコーエン氏に直接または間接的に支払いを弁済していない。」と明記されています。
これが事実なら、コーエン氏が13万ドルを立て替えて支払い、後にトランプ氏の会社が補填したというのは「ウソ」だということになります。
🚨BREAKING: New Bombshell Document DESTROYS Manhattan DA’s Case Against Trump
2018 Letter from Michael Cohen’s lawyer to the FEC declares Cohen used his own personal funds to pay Stormy Daniels. Trump Camp. NOT party to transaction, did NOT reimburse Cohen for payment. It’s OVER pic.twitter.com/QacsjSbZAz
— Benny Johnson (@bennyjohnson) March 22, 2023
トランプのコメント
さらに書簡では
「コーエン氏は、関連する期間のいずれにおいても政府職員ではない。問題の支払いは選挙寄付や支出に当たらず、したがってFECはこの件に関して管轄権を持たない。申立人は、これに反する証拠を提示しておらず、また提示することもできない。」
「従って、訴状は却下されるべきである」
けっきょく、この時FECはトランプ氏の調査を断念しています。
この書簡を書いたライアン弁護士は、現在はすでにコーエン氏の代理人弁護士ではなく、コメントは拒否されたという。
トランプ氏はこの報道を受け、コメントしています。
「ワオ、コーエンの弁護士から連邦選挙管理委員会への手紙が見つかった。これは完全に免責事項であり、マンハッタン地区検事の魔女狩りを直ちに終わらせる必要がある。コーエンは自分でやったと認めているんだ。検事は凶悪犯罪者の起訴に取り掛かるべきだ。そうすれば、人々は殺されることなくニューヨークを歩くことができる!」
🚨 TRUMP: “Wow, look what was just found—A Letter from Cohen’s Lawyer to the Federal Election Commission. This is totally exculpatory, and must end the Manhattan District Attorney’s Witch Hunt, immediately. Cohen admits that he did it himself. The D.A. should get on with… pic.twitter.com/reSALkp0qY
— Benny Johnson (@bennyjohnson) March 22, 2023
トランプへの献金が急増
左派の努力もむなしく、この騒動がトランプ氏の支持を下げるかと思いきや、むしろ起訴が報道されてから3日間で150万ドルの献金が集まったと言うから皮肉です。
Trump raises $1.5 million for presidential campaign since warning of arrest in looming NYC indictment https://t.co/gO0PxApnKo
— Fox News (@FoxNews) March 22, 2023
まあひいき目でも何でもなく、今回の件は完全に極左検事がトランプ氏を起訴に追い込もうとして、暴走しているというのが実際のところのように思えますが。
それを裏で糸引いてるのがジョージ・ソロス氏で、もう90才過ぎですが、まだまだ意気揚々と策謀を張り巡らしているという事かもしれません。
アメリカの司法はぶっ壊れていくんでしょうか。
春分、新月、そして冥王星の水瓶座入りと立て続けに天体イベントが重なる中で起こっています。
本日夜、冥王星は水瓶座に入ります。
※当ブログでは主流メディアでなかなか報じられず、検索されない情報を取り上げています。ぜひブックマークなどをご利用ください。またあなたの大切な人や、教えたい人にお知らせ・共有してください。
詳しくは→こちら