水原一平が起訴:どのようにして大谷を欺いたか――これだけでわかるまとめ

Kent Jagodzinski, Public domain, via Wikimedia Commons

水原一平が起訴

小池百合子東京都知事のカイロ大卒の学歴詐称が元側近からも暴露されてて、またホラッチョ案件ですか。これって以前から言われてたのに、疑わずに投票しちゃった都民さんお疲れさまです。ほんと情報リテラシーの低さって興味深い。

やっぱり日本のジャンヌ・ダルクだと思っちゃったんですかね?・・・でもジャンヌ・ダルクなら最後は火あぶりで処刑されますけど。炎上だけに。

さて大谷翔平選手の通訳だった水原一平氏がスポーツ賭博で大金を大谷選手の口座から送金した疑惑について、ついに捜査当局から詳細が発表されました。水原氏は起訴されています。

以前ここで「捜査当局から発表が出てくるのを待つしかない」と書きましたがその通りでしたね。識者とか言われてる人たちがTV番組であーだーこーだと憶測や私見を述べていた内容を、はるかに超えるものでした。

以前このブログで、大谷選手のホロスコープにお金のアクシデントや人間関係のトラブルの暗示があると書きましたが、それって当初報道されていた数億円レベルではなんとなく合わない(低い)気がしてましたが、やはりもっとデカい話でしたね。そうでなきゃ合わない。

ともあれ発表によれば、水原氏が大谷選手の口座からブックメーカーに支払ったとされるお金は1600万ドル(約24億円)以上という驚異的なものだったという。

さらに水原氏は以前「賭けに勝ったことがない」と言っていたにも関わらず実際には勝つこともあったようで、勝ったお金は大谷選手の口座に戻さず、自分の口座に入金させたとのこと。

事実だとすればすげーなこの人っていう。


https://www.latimes.com/sports/story/2024-04-11/shohei-ohtani-ippei-mizuhara-fraud-charges-explained

大谷は不正行為をしていない

カリフォルニア州中部地区のE.マーティン・エストラーダ連邦検事によれば、大谷選手自身の不正行為はなかったという。それどころか捜査に全面的に協力し、携帯電話などのデジタルデバイスや個人情報を提供したと言っています。

一方、水原氏は4月11日に銀行詐欺で起訴されたとのこと。これは連邦犯罪で、有罪となれば最高で30年の禁固刑が科される可能性があるとか。

提出された36ページに及ぶ刑事起訴状には、水原氏が大谷選手の通訳として10年以上にわたって築き上げてきた信用を繰り返し利用し、ほぼ常に行動を共にし、人を欺く行動パターンが記されています。

前日にニューヨークタイムズが報じたところによれば、3人の関係者の話として水原氏が犯罪を認める方向で交渉中であると伝えられていました。

それによると検察は、当初告発されていた450万ドルよりも大きい金額が盗まれた証拠をつかんだとしていましたが、まさかの1600万ドル以上だったとは。

https://www.nytimes.com/2024/04/10/business/shohei-ohtani-ippei-mizuhara-plea.html

タイムライン

これまでのタイムラインをまとめてみました。

大谷翔平選手と出会うまで

水原一平氏は1984年に北海道苫小牧市で生まれ6歳まで過ごし、父親の仕事の関係でアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスに移住。

中学、高校を経て2007年にカリフォルニア大学リバーサイド校を卒業したと報じられていたが、同校は「通っていた記録はない」と否定しています。

2012年シーズン前に岡島秀樹選手の通訳としてニューヨーク・ヤンキースに入る予定だったものの、岡島選手がフィジカルチェックで引っかかり契約が破棄されたことにより、水原氏も解除されています。それ以前はボストン・レッドソックスで岡島選手の通訳をしていたと言われていたが、レッドソックスは否定しています。

2012年に日本の北海道日本ハムファイターズの球団通訳となり、外国人選手のサポートをすることに。

2013年~2017年:ファイターズ時代

大谷選手が日本ハムファイターズに入団しプロとしてのキャリアをスタート。このときに2人は出会っています。

2017年のシーズン終了後、大谷選手がポスティングシステムを利用してロサンゼルス・エンゼルスと契約した。

水原氏は大谷選手に連絡を取り、通訳を申し出たという。そのままエンゼルスに所属することに。

2018年

大谷選手がメジャーリーガーとしてデビュー。

告発文書によると、水原氏は英語を話せない大谷選手とスプリングトレーニングが行われているアリゾナ州の銀行支店に同行し、通訳として口座開設をサポートしたという。

大谷選手の選手としての給料はこの口座に振り込まれることに。

水原氏は口座の連絡先として自分の電話番号と匿名の電子メールアドレスを使用することで、この口座を完全に管理することができたと報じられています。

水原氏は大谷選手の米国における金融関係者(誰も日本語を話せない)に対し、大谷氏がこの口座へのアクセスを拒否したことを告げたとされた。

2021年

ここからギャンブルが始まる。

9月

それまで合法の「DraftKings」で賭けしていたとされる水原氏は、サンディエゴのポーカーゲームでブックメーカーのマシュー・ボウヤー氏と出会う。

後に水原氏は、ボウヤー氏の賭けをすることは「合法だと信じていた」と主張したと報じられました。

水原氏はボウヤー氏の賭けですぐに多額の損失を出し始めたという。

この間、大谷選手の銀行口座の連絡先が変更され、水原氏の電話番号と水原氏につながる匿名の電子メールアドレスにリンクされたとのこと。

11月

水原氏は最初の送金を行ったとされる。

大谷選手の口座からペイパルのXoom.comに、40,010ドル(今なら約610万円)を最初に引き出したという。

2022年

11月14日頃、水原氏はボウヤー氏にメッセージを送り、自分のギャンブルの腕前がまだまだであることを認め、大谷選手との接触によって多くの信用を得ることができたことを認めています。

スポーツベッティングは苦手だ笑。
またアップしてくれる可能性はある? 知っての通り、私が払わないことを心配する必要はないよ!

これは大谷選手のお金が後ろ盾にあるから安心しろと示しているのでしょう。アップというのは限度額と思われます。

2023年

9月~10月

銀行の記録では、ボウヤー氏の仲間に送られた50万ドルの電信送金2件に大谷の名前があり、送金の説明欄には「ローン」と書かれていたとのこと。

ボウヤー氏は「大谷選手は自分の顧客である」と人々に信じ込ませたと言われています。

以前のESPNの報道によれば、水原氏は大谷選手が肩代わりしてくれたと主張しています。大谷選手は「不満だった」が、二度とこのようなことをしないよう協力すると言ってくれたと述べている。

10月

マシュー・ボウヤー氏の自宅が連邦当局の家宅捜索を受けた。

捜査令状目録によれば、現金、カジノチップ、銀行書類、金勘定機、複数のコンピューター、ポータブル記憶装置、携帯電話などを押収すると記載されていた。

12月

大谷選手がロサンゼルス・ドジャースと契約。

10年総額7億ドルの契約で、MLBの最大契約記録を塗り替えました。

2024年

1月

連邦捜査当局(FBI)が、送金の中に大谷選手の名前があることを知る。

3月19日

スポーツ専門メディアESPNがこの話を知り、韓国に遠征中だったドジャースに接触。

そこで水原氏は上に書いたように、この送金は「彼は私のために借りを返してくれることにした」といい、「二度とこのようなことがないように助けてくれると言った」

「翔平は賭け事にはまったく関与していない。これが違法だとは知らなかったことを知ってほしい。私は厳しい方法で教訓を得た。二度とスポーツベッティングはやらない。」

このとき、大谷選手は状況を全く知らなかったとされる。

3月20日

  • MLB開幕戦で、ドジャースは5-2でサンディエゴ・パドレスに勝利。
  • 試合後、ドジャース関係者はクラブハウスでのミーティングを招集し、後日ネガティブな記事が出ることを選手たちに伝える。水原は謝罪し、ギャンブル依存症であることを認めた。
  • ESPNの報道によれば、このとき大谷は不審に思い質問を始めた。
  • ESPNの記者は大谷側に、大谷が同席して資金の移動を手伝ったという水原氏の主張と、その資金を返すつもりだったという疑惑について質問している。
  • 大谷の広報担当者は大谷の弁護士に連絡し、水原の証言を否定した。
  • 大谷の代理人バーク・ブレトラー法律事務所の弁護士は声明を発表:「最近のメディアからの問い合わせに対応する過程で、翔平が大規模な窃盗の被害に遭っていることが判明した。」
  • 水原氏がESPNとの再インタビューに応じる。窃盗で訴えられたことがあるかという質問にはコメントできないと言われたという。誰に言われたのかは明かさないとも。
  • 水原氏は話を撤回し、大谷は自分の賭博行為や借金について知らなかった、大谷は電信送金をしていないと主張した。
  • 水原氏がドジャースから解雇。

ある時点で、水原氏は大谷選手から盗んだことを認める暗号化されたメッセージをブックメーカーに送ったもよう。

水原「報告を見た?」

ボウヤー「ああ、でも全部デタラメだろ。どう見ても君は盗んでいない。これは偽装工作だと思ってる。」

水原「正確に言えば私は盗んだんだ。」「もう私はおしまいだ。」

3月21日

ドジャース11-15パドレスで敗戦。

試合後、大谷選手は球団広報に守られ、記者と話すことなくロッカールームを後にする。

3月22日

メジャーリーグ機構が公式調査を発表。

3月25日頃

水原氏に対する法的捜査が開始される。

調査はIRS(内国歳入庁)のロサンゼルス支局刑事部、国土安全保障省、カリフォルニア州中部地区連邦検事局が主導。

4月2~3日

連邦捜査局が大谷選手に事情聴取。当局は裁判所公認の日本語通訳を通じて、大谷の財政状況について尋ねた。

大谷は頻繁に家計をチェックすることはなく、電信送金を許可したこともなく、水原に銀行口座の管理権を与えたこともないと話したとのこと。

4月10日

この日ニューヨークタイムズは、水原氏が有罪を認める方向で交渉中であると報じた。

水原氏には元連邦検察官のマイケル・フリードマン弁護士が弁護を担当すると報じられている。

4月11日

水原氏が、大谷選手から1600万ドル以上を盗んだとして銀行詐欺で正式に起訴。

この日記者会見したエストラーダ連邦検事によると、水原氏は2021年11月から2024年1月にかけて、大谷選手の銀行口座から不正な送金を行い、違法賭博の借金を返済したという。

起訴状
https://s3.documentcloud.org/documents/24542204/usa-v-mizuhara-complaint.pdf

総額62億円の損

宣誓供述書によると、水原氏は2021年12月~2024年1月までの間に

・約19,000回
・1日平均25回近く

賭けたという。これらの掛け金は、大谷選手名義で開設された口座からまかなわれていたとのこと。

一方起訴状によれば、ブックメーカーは水原氏にアカウント番号「35966」を割り当てているという。

同期間の35966の賭け記録によると、

  • 1ベット当たりおよそ10~160,000ドルの範囲
  • 平均ベット額はおよそ12,800ドル
  • 総勝ちベット額:$142,256,769.74(約218億円)
  • 総負けベット額:$182,935,206.68(約280億円)
  • 合計ネット残高:マイナス$40,678,436.94(-約62億円)

さらに水原氏は、ブックメーカーから得たギャンブルの賞金を水原氏個人の銀行口座に入金させていた、とされている。

送金に手間取っていた

水原氏はメッセージアプリ「Signal」を使って暗号化メッセージのやりとりを行っていたという。

起訴状では、水原氏はしばしば送金がうまくいかず、手間取っている様子がメッセージのやりとりでうかがえます。

  • 2日連続で送ってみたけど、キャンセルされ続けてる。一回に送る量を少なくする必要があるかもしれない。一度に15000ドルとか?何日かに分けて送ります。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
  • 銀行送金がキャンセルされ続けている.PayPalで送金します。・・・ アソシエイト2の電話番号を教えてもらえませんか?小切手口座の電話番号なら何でもいいので。
  • PayPalが使えない。
  • 電信はうまくいかなかった。ひょっとしてA銀行の口座を持っていませんか?同じ銀行なら簡単だと思うんだけど。
  • 可能な限りあらゆる選択肢を試したんだけど、どれもうまくいかない。超ストレスだ。
  • アソシエイト2の口座に再度5万ドルを送るつもりだが? 5~7営業日かかるかもしれない。
  • PayPal経由でxoomサービスを通じて5万ドルを送金するよう依頼した。受理されたらお知らせします。
  • くそっ、全部なくした笑。
  • 先ほど500(50万ドル?)を送りました。1000送ろうとしたらなぜか送れない
  • 今日、500送金したので、明日にはあなたの口座に届くと思います。週500で大丈夫ですか?

なんかメチャクチャです。

これが大谷選手の口座で行われていたというのは悪夢です。

限度額のアップを頼み込む

また起訴状によれば、水原氏がブックメーカーに100万ドル以上の損失を負わせていたにも関わらず、「さらにベット限度額を増やし続けていた」と書かれています。

水原氏のメッセージ

  • 俺はスポーツベッティングが苦手なんだ。笑
  • 最後の200をバンプして(上げて)くれませんか?母に誓って、これがアメリカに帰ってから返済する前の最後のお願いだ。何度もすみません。
  • またケツを蹴られた笑。・・・最後にもう一回だけバンプをもらえる可能性はありますか?これを失ったら、しばらくはこれが最後だ。
  • 最悪だ。休みがとれない。・・・最後にもう一回だけ、バンプをもらえますか? 残高を大幅に減らすまで、これが最後だと誓うよ。しばらくはこれが最後のバンプになると約束する。
  • 問題が出た笑。最後の最後の最後に14のバンプをもらえないか?これがホントのホントのラストだ。

これに対してブックメーカーはその都度「わかった、OK」などと返事しています。

水原氏がピンチに

しかし「ホントのホントのラストだ」の後、ブックメーカーは水原氏と連絡が取れなくなったと言っている。

このあたりからのやりとりの流れが、ヤバそうな雰囲気が漂っています。

「正直に言えば、イッペイが毎週月曜日に500(50万ドル)を保証してくれるのであれば、いくらでも上げてやるよ。なぜ電話に出ないのかわからない。ニューポート・ビーチにいるんだけど、被害者Aが犬の散歩をしているのを見かけたんだ。どうしたら連絡が取れるか聞いてみようと思うんだけど、返事がないんだろ?すぐに電話をくれ。」

この被害者Aというのは大谷選手のことでしょう。

このあと2023年11月19日頃、水原氏:
「正直に言うとここ数年、暗号通貨で大損して、スポーツでも大打撃を受けたんだ。・・・ただ、お聞きしたいのですが、金額を設定する方法はありますか?もちろん、私の責任であることは承知しています。」

暗号通貨もやっていたのか。しかも大損って誰の金で?

2023年12月15日頃、ブックメーカー:
「忙しいのは知っているが、敬意を示す必要があるだろ。俺はここに首を突っ込んだんだ。今夜までに電話してくれ。何時だろうが何時だろうが構わない。」

その日のうちに水原氏:
「本当にすまないブラザー。 ・・・ マジで失礼なことをしたわけじゃないんだ。ただ、超超超忙しかっただけなんだ。最近すべてが本当に本当に大変だったんだ。新しいA銀行の口座情報を教えてもらえなかったと思うんだけど・・・それを教えてもらうことはできますか?明日何かしら送ろうと思います。」

2024年1月6日頃、ブックメーカー:
「このままでは手に負えなくなる。今日中に連絡がなければ、私の手には負えない。」

同じ日、水原氏
「2日前に日本から戻ったばかりで、明日また出発する.帰国は1月中旬になる。正直に言うと今本当に困っていて、支払いを始める前に少し時間が必要なんだ。」

かなり切羽詰まっているように感じます。

大谷本人になりすまし

大谷選手は、水原氏を事実上のマネージャー兼アシスタントとして別途雇用し、水原氏は運転、日常業務の処理、MLB外での業務及び個人的な事柄の翻訳・管理等を行っていたとのこと。

水原氏はA銀行の従業員に嘘をつき、A銀行のセキュリティ手続きを回避しています。

起訴状によれば水原氏は電話で被害者A(つまり大谷)であると偽り、A銀行の従業員に大谷の経歴情報を伝えてセキュリティ・チャレンジの質問に答えたりしていたという。

A銀行の口座から33回の電信送金のために、水原氏が大谷選手になりすまして電話をしている。

A銀行の口座の連絡先メールは大谷選手は認識しておらず、水原氏の携帯電話にリンクされているメールアドレスに変更されていた。

また水原氏の携帯電話番号は、Paypalのアカウントに紐付けられていたという。

水原氏はA銀行の口座は大谷のプライベート口座であり、「大谷選手はその口座を監視することを誰にも望んでいない」と周囲に伝えていた。

大谷選手の携帯電話からA銀行の口座にアクセスしていた形跡はなかった。

また大谷選手のブラウザ履歴にブックメーカーのサイトにアクセスしていた形跡もなかった。

A銀行の口座

代理人1(たぶんネズ・バレロ氏)は2018年頃から大谷選手の代理人を務め、米国内のスポンサー契約やその他のビジネス交渉を行っている。

バレロ氏は大谷選手と直接話したり、メッセージを交換することはなかった。

大谷選手はCMや投資など多数の収入源から追加収入を得ていたが、これらの資金はA銀行の口座に入金されていなかった。

大谷選手の米国内での関連収入は、大谷選手のエージェントが雇った専門の簿記係、財務管理者及び専門の税務申告者兼会計士により管理されていた。

簿記係は別の事業用口座を管理し、納税に必要な資料やこの口座の残高、操作、取引に精通していると証言している。

大谷選手はこれらの簿記係、会計士、ファイナンシャル・アドバイザーとのやりとりを水原氏に頼っていた。

大谷選手はブックメーカーやアソシエイトに電信送金の許可をしたことはないと供述している。

ファイナンシャル・アドバイザーは大谷選手の米国内投資および資産管理を依頼されていた。大谷選手のために5年間務めている。

ファイナンシャル・アドバイザーは大谷選手の日本国内の投資または資産を管理していない。 米国内の口座および投資のほとんどを監督しているが、A銀行の口座にはアクセスすることも、それに関する情報を与えられたこともない。

会計士も、A銀行の口座に関する情報を与えられたことはなかった。

水原氏は、大谷選手がA銀行の口座はプライベートなものだと考えており、「他の誰にも見せたくないと言っている」と伝えていた。

会計士は、A銀行の口座から利子が発生したり、贈与があった場合に税務申告に問題が出ると伝えていたが、水原氏は「利子も贈与もない」と伝えていた。

水原氏はA銀行の口座から野球カードを購入している。その際に「JayMin」というハンドルネームを使った。

野球カードは約1000枚あったと推定されている。2024年1月から3月にかけてeBayおよびWhatnotで約325,000ドルの野球カードの取引があったことが確認された。

水原は4月12日に出頭

水原氏は現地4月12日に連邦当局に出頭することに同意したという。

カリフォルニア州中部地区連邦検事局の報道官によれば、水原氏は12日の午後に連邦地方裁判所に出廷し、罪状認否の日程が決められる予定だという。

その際に「裁判所は水原氏の保釈を命じると思われます。金曜日(12日)の審問では、銀行詐欺罪に対する答弁は求められないでしょう。」

なお、水原氏の代理人マイケル・フリードマン弁護士はコメントを控えています。

ボウヤー氏の弁護士ダイアン・バス氏もコメントを控えたという。同じくドジャースもコメントを避けています。

MLBは声明で「今日開示された情報と、我々がすでに収集したその他の情報を考慮し、さらなる捜査が正当化されるかどうかを判断するには、刑事訴訟の解決を待つことにする」と述べました。

https://www.mlb.com/news/ippei-mizuhara-charged-with-bank-fraud-in-criminal-complaint

までも水原氏にしろボウヤー氏にしろ、ルフィ事件のように今はまだ下っ端の話という気もしますが。その裏にドデカい犯罪組織やマネーロンダリングがあるのかないのか。

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2023年4月1日
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