Facebook、数千人規模の人員削減を計画している?
SNS関連でいくつか情報が出ているのでピックアップしておきます。
まずFacebook(現Meta)が、大規模な人員削減を敢行すると報じられました。
ウォールストリートジャーナルによると、今週中に従業員に解雇通知をするための準備を始めていると伝えています。この大規模な人員削減は数千人規模と言われ、早ければ米現地11月9日にも発表されるという。
同社の大規模人員削減は18年の歴史上、初めてのことになるようです。
Facebookは9月末時点で87,000人以上の従業員を抱えているというが、すでに不要不急の出張を取り止めるよう通達が出されているとのこと。
まあFacebookはここ1年ほどで70%以上も株価が落ちるという尋常じゃない事態に陥っており、それに伴ってマーク・ザッカーバーグCEOの個人資産は1250億ドル→370億ドルに減ったと言われてますから、人員削減も当然といえば当然か。
これは完全にメタバースへのシフトチェンジの失敗以外の何ものでもないでしょう。ザッカーバーグ氏は2019年以降、メタバースに360億ドル以上を投資したというが、決算報告によると数ヶ月のうちに300億ドル以上が消えてしまったと言われています。
そんな中でもバイデン政権と結託してせっせと検閲やって言論弾圧していたわけで、にもかかわらず結局バイデン氏の支持率低下を招いている一端になっており、結果的に自分で自分の足を引っ張った形になってなんだかチグハグだなと。
まあ個人的にはメタバース構想はまだ時期尚早な気がします。一説には社内でも嘲笑されているという情報もありますし、先走っちゃった感が否めないのでは。今後、なにかしらの打開策を打ち出すかもしれませんが。
Breaking: Facebook parent Meta plans to begin laying off thousands of employees this week, people familiar with the matter said https://t.co/NVAJtM4LLZ
— The Wall Street Journal (@WSJ) November 6, 2022
Twitterは解雇従業員にカムバックを要請か
解雇ネタで言えば、Twitterで大規模な人員削減をしたばかりのイーロン・マスク氏ですが、何人かの従業員にカムバックを呼びかけているという。
ブルームバーグは関係者の話として、Twitter社は解雇した数十人に連絡を取り、戻ってきて欲しいと求めていると伝えています。
カムバックを呼びかけられている人の中には、誤って解雇された者もいるという。また別のケースでは、新たな新機能を構築するために解雇されたスタッフの仕事や経験が必要だと気づき、そうした人たちに復帰を呼びかけているもよう。
After laying off roughly half its workforce on Friday, Twitter is now reaching out to dozens of employees who lost their jobs and asking them to return https://t.co/KnWJFc2pzQ
— Bloomberg (@business) November 8, 2022
左派のやりたい放題ができなくなる
ツイッターについてマスク氏の改革はまだこれからという感じですが、やはり左派からの反発は多いようでウーピー・ゴールドバーグなどは「ツイッターやーめた」宣言しました。
Whoopi Goldberg: "As of tonight, I'm done with Twitter." pic.twitter.com/K361od3mdg
— Daily Caller (@DailyCaller) November 7, 2022
理由はコメディアンのキャシー・グリフィン氏が、イーロン・マスクになりすましたパロディアカウントを運営していたことでBANされたのが気に入らなかったようです。まあ退会するのは個人の自由なので。
ツイッターはこれまで「左派のお気に入りツール」だったわけですが、それは右派を排除してやりたい放題だったからでしょう。
ところがマスク氏が買収して「言論の自由を取り戻す」方針を打ち出したことで、やりたい放題できなくなり、左派はいまマストドンなど別のSNSに鞍替えしているという。
これはかつてトランプ氏がBANされて、右派がどんどん追いやられ、ParlerやGettrなど別のSNSに移っていったのと同じ事です。いつも書いているようにやり過ぎは寄り戻されます。
トレンド操作疑惑
それを如実に表している現象として、最近ツイッターに「トレンド操作」疑惑が指摘されています。
ツイッター大量解雇で図らずも露見した「トレンド操作」疑惑。左翼系一掃で「快適」との声も広告主離れによる存続の危機も進行中 https://t.co/wlfq6NFx7S 一部左翼系メディアとのホットラインも存在か
— MONEY VOICE (@MONEYVOICE_mag2) November 7, 2022
これまでツイッターのトレンドに上がっていた「左翼」「フェミニズム」「ポリコレ系」などのテーマが、マスク氏の買収以来、上がらなくなっているという。こうしたテーマはそれまでツイッターのキュレーションチームが意図的に選んでいたと言われ、そのチームが解体されたから上がらなくなったと考えられています。
まあこういうのは前から言われていたことなのでさして驚きもないですが、実際にそうなったことで奇しくも証明される形になってしまいました。
余談ですがツイッター・ジャパンはろくでもなかった可能性も出ています。まあ捏造の可能性もありますので情報の扱いには注意が必要ですが。
「オフィスでフルーツ食べ放題でしたぁ~~www」
「オフィスでアルコール飲み放題でしたぁ~~~wwwww」
「TwitterJPで働けて幸せでしたぁ~~~~wwwww」
「ウェ~~~~~~~~~~~~~イwwwwwwwwwwwwwwwwwww」#LoveWhereYouWorked#OneTeamいや草。
— Γevenant🇺🇳 (@revenant_8037) November 6, 2022
ツイッタークビになったらしき人のツイート
仕事中に酒飲んだとか、全世界に実社名を挙げて仕事の斡旋するとかツイートしている。
クビになるのもよく分かる。#LoveWhereYouWorked#LoveTwitter #OneTeam pic.twitter.com/8xsGWJteBo— kassyi (@kassyi6) November 6, 2022
ジャック・ドーシーが新SNS「Bluesky」を創設
もう一つSNSの話題ですが、Twitter創始者のジャック・ドーシー元CEOが、新たなSNS「Bluesky」を立ち上げたとのこと。
With more than 30,000 signups for its waitlist in less than two days, Bluesky is quickly being touted as an alternative and perhaps even a replacement for the Elon Musk-owned Twitter.
Read more here 👇#Bluesky #JackDorsey #ElonMusk #Twitterhttps://t.co/uqNhkX7EZT
— CNBC-TV18 (@CNBCTV18News) November 1, 2022
Blueskyは民間企業ではなく公益法人で、「オープンで分散型」SNSの構築を目指しているという。どのようなものになるのかまだ想像もつきませんが、他のSNSと相互に作用することができるようになるとのこと。
これはドーシー氏がまだツイッターのCEOだった頃に構想が始まっているようです。ドーシー氏は最近「ツイッターの失敗は自分の責任」だと認めており、それを解決するためのツールとして考案されているという。
2021年1月にドーシー氏は以下のようにツイートしています。
「我々はソーシャルメディアのためのオープンな分散型スタンダードに関する新たな取り組みに資金を提供することで、自分たちの役割を果たそうとしている。我々のゴールは、インターネットの公開会話レイヤーの標準のクライアントとなることです。私たちはこれをBlueskyと呼んでいる」
We are trying to do our part by funding an initiative around an open decentralized standard for social media. Our goal is to be a client of that standard for the public conversation layer of the internet. We call it @bluesky: https://t.co/51or6OuNNv
— jack (@jack) January 14, 2021
まあこれについては続報を待ちたいところです。
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