ファウチ博士の宣誓証言
昨日お伝えしましたが、バイデン政権がメディアやビッグテック企業と協力してSNSなどの言論を検閲していたと訴えられている裁判で、米現地11月24日にNIAID(国立アレルギー・感染症研究所)所長のアンソニー・ファウチ博士が宣誓証言を行いました。
この裁判はミズーリ州のエリック・シュミット司法長官と、ルイジアナ州のジェフ・ランドリー司法長官が共同で提訴しています。
この日のファウチ博士の証言は7時間にも及んだようですが、裁判所により非公開とされています。しかしいくつかの保守系サイトなどが内容を伝えています。
ファウチ博士は「覚えていない」「思い出せない」を連発していたという。まるでどっかの政治家のようです。
‘All-knowing’ Tony Fauci’s memory suddenly vanishes when he has to testify https://t.co/wojuLTMraw pic.twitter.com/6KNszcMO4a
— NY Post Opinion (@NYPostOpinion) November 26, 2022
ウソの数々
ファウチ博士が主張していたウソです。
「Metaを知らない」とシラを切る
ファウチ博士はFacebookの運営会社であるMetaを知らなかったと主張しました。しかし2020年2月にMetaのマーク・ザッカーバーグCEOとメールでやり取りをしていた事がわかっています。
メールの中でザッカーバーグ氏は新しくコロナ情報ページを作り、Facebookのトップページに表示させるという案をファウチ博士に提案していました。
この証拠を突きつけられ、ファウチ博士は認めざるを得なかったようです。
ザッカーバーグ氏とファウチ博士のメールのやり取り↓
Not the usual catchall b(5) deliberative process here.. but a less common b(4) "trade secrets and commercial or financial information obtained from a person [that is] privileged or confidential" on Zuck's offer to Fauci.
Was this the offer to censor wrongthink??? pic.twitter.com/UyoC1WSES8
— Phil Kerpen (@kerpen) June 2, 2021
友人には「マスクは効果がない」と言っていたのに、マスク義務化を支持
ファウチ博士は公的にマスクの必要性を主張していました。
しかし2020年2月に、アメリカン大学学長のシルビア・バーウェル氏へのメール返信で「一般的なマスクは、ウィルスの侵入を防ぐ効果はない」と書いています。
友人には「マスクは効果がない」とする一方で、国民には「マスクは有効だ」と欺いていたことになります。
ファウチ博士のメール↓
Fauci says in released emails to a professor of medicine, masks “are not really effective.” pic.twitter.com/v4OnP6HC7f
— Wendell Husebø (@WendellHusebo) June 2, 2021
ラルフ・バリック博士やピーター・ダザックのことを「知らない」とシラを切る
- ラルフ・バリック博士→武漢ウィルス研究所の石正麗博士と協力してコロナウィルスを作ったと言われる
- ピーター・ダザック→エコヘルス・アライアンス代表。武漢ウィルス研究所に資金を提供した人物
ファウチ博士は宣誓証言で、バリック博士やダザック氏のことを「本当によく知らない」と主張したという。
しかしファウチ博士のスタッフのチーフの証拠メールが提示され、認めざるを得ませんでした。
またダザック氏はファウチ博士にメールを送っていたことがわかっています。↓
Peter Daszak, who was deeply involved both in Wuhan coronavirus research & in misleading the public about the likelihood of a lab leak, thanked Fauci for helping "dispel the myths" around COVID origins and blamed Fox News for targeting his grant. From the @JasonLeopold FOIA batch pic.twitter.com/LgloFVaFZX
— Sarah Westwood (@sarahcwestwood) June 1, 2021
グレートバリントン宣言をぶっ潰そうとしていた
2020年10月に、科学者や専門家達がコロナ対策案をまとめた「グレート・バリントン宣言」を提言しました。
グレート・バリントン宣言は、コロナ対策において高齢者など身体的に弱い人たちを重点的に保護し、リスクの低い健康な若い人はなるべく通常の生活を送るよう勧め、会社に出社することやレストランの飲食などを認めたものでした。
この宣言に1万5千人以上の科学者と、4万5千人以上の開業医が署名しています。
ファウチ博士はこのグレート・バリントン宣言について「忙しくて心配してるヒマはない」と、関わらない姿勢を示していました。
しかし裏では、グレート・バリントン宣言を全力でぶっ潰そうと画策していたことがわかっています。当時のNIH(米国立衛生研究所)のフランシス・コリンズ所長はファウチ博士に宛てたメールの中で、「この提言が注目を集めているみたいだが、迅速かつ壊滅的な形で発表する必要がある」と書いています。
コリンズ所長のメール↓
Thread summarizing what we've learned so far of the Fauci/Collins email dump on the Great Barrington Declaration:
It starts on 10/14/20 when Collins instructs Fauci and his staff to "take down" the GBD and the "fringe" scientists behind it. pic.twitter.com/XyTWINMOnG
— Phil Magness (@PhilWMagness) December 18, 2021
「ヒドロキシクロロキンは効果がない」プロパガンダ
ファウチ博士はヒドロキシクロロキン(HCQ)がコロナ治療に効果がないといい、副作用があり危険だとと主張していました。
しかしその主張を裏付ける科学的根拠を示す研究を一つもあげることができなかったという。
それどころか、HCQがコロナ治療に有効だとする371もの研究を提示されたとき、何も答えることができなかったようです。
中国に倣ってロックダウンを敢行
ファウチ博士はNIAID副所長のクリフォード・レーン博士を中国に派遣し、中国の隔離政策・ロックダウン政策を視察させたという。
レーン博士は中国のやり方に感銘を受け、ファウチ博士にこの方法を推奨したとのこと。
結果アメリカはロックダウン政策を推し進め、それに続いてイギリスやイタリアもロックダウンを敢行し、世界中の多くの国がそれに従っています。
ファウチ博士は中国に倣ったことを認めました。
これにより、多くの人が職を失ったり、倒産する企業が出たのはご存じの通りです。
大ボラ吹き
他にも宣誓供述の中で、ファウチ博士の娘がつい最近までツイッター社で働いていたことも判明しました。またSNSと連携していたことを「知らない」とシラを切っていたようです。
まいずれにせよ、米国政府のコロナ対策のトップだったファウチ博士が、大ボラ吹きだったことが暴かれる裁判になっています。
残念ながらこの宣誓証言は封印されることになっているので、左派メディアは報じない可能性が高いですが。
来週はSNSと共謀していたと言われるFBI職員エルビス・チャン氏の宣誓証言があります。
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