ロバート・F・ケネディ・ジュニア「トランプ陣営から副大統領候補の打診があった」2度目

ロバート・F・ケネディ・ジュニア/Tom Williams, Public domain, via Wikimedia Commons

トランプ刑事裁判がスタート

ドナルド・トランプ氏のポルノ女優ストーミー・ダニエルズ氏の口止め料に関する刑事裁判が始まりました。

まず陪審員の選考が行われていますが、審理が始まるとかなりの数がすぐに退廷したという。公平な判断が下せないと認められたためです。

陪審員候補の最初の96人のうち50人以上が公平性に疑念があったため、解任されたとのこと。

トランプ弁護団のアリーナ・ハバ弁護士によると、裁判を担当する左派フアン・メルシャン判事は陪審員審理の際、共和党に投票したか民主党に投票したかを聞くことを許さなかったという。

さらにハバ弁護士は、前回トランプ氏が巨額の賠償金を課せられたE・ジーン・キャロル裁判の陪審員の中に、現在バイデン陣営に雇われている人が入れられていた事を明らかにしています。

「私がキャロル事件の陪審員選考をしていたとき、バイデン陣営のために現在進行形で働いている人たちがいました。そんな人たちにトランプ大統領の陪審員になってほしくなかったのですが。」

つまり今回の陪審員も、バイデン関係者が紛れ込んでいる可能性を示唆している。

RFK Jr.「トランプ陣営から副大統領候補を打診された」

そんな中、無所属で大統領選挙に出馬しているロバート・F・ケネディ・ジュニア氏が、トランプ陣営から副大統領候補を打診されたと主張しました。

RFK Jr.氏は4月15日にXで「その申し出を断った」と投稿しています。

トランプ大統領は私を極左過激派と呼んでいる。私は非常~にリベラルなので、彼の使者は私に副大統領になってほしいと頼んだ。私は謹んでその申し出を断った。

私は反トランプだし、そしてバイデン大統領は勝てない。

彼の新しいウェブサイトから判断すると、トランプ大統領は実際に誰が彼に勝てるかを知っているようだ。

二度目

RFK Jr.氏がトランプ陣営から副大統領を打診されたという話は、これが初めてではありません。

今年1月にもRFK Jr.氏は、トランプ氏のチームが接触してきて、副大統領候補を打診したとNewsNationに語っています。

「私はその仕事を引き受けようとは思いません。トランプ大統領からオファーがあるのは光栄ですが、私には興味のないことだ。」
https://www.newsnationnow.com/politics/2024-election/rfk-jr-trump-vp/

このニュースが流れた時、トランプ選挙キャンペーンの補佐官クリス・ラシビタ氏は即座に否定しています。

「これは100%フェイクニュースだ。トランプ陣営の誰一人として、RFKジュニアに接触した者はいない。すべてのフェイク・ニュースのみなさん、記事を更新してください」↓

今回もトランプ側は否定

今回のRFK Jr.氏の主張も、ラシビタ氏が否定しています。

「1月の再投稿か・・・その時もそうだったし、今回もそうだがロバート・F・ケネディ・ジュニア・・・あなたは左翼の異常者で、チケットをもらえる声をかけられることはないだろう・・・悪いけど!」

RFK Jr.氏は2023年4月に民主党から大統領指名に向けて出馬を表明しましたが、10月9日に民主党を離脱して無所属で出馬すると発表しました。

さらに今年3月26日には、自身の副大統領候補としてニコール・シャナハン氏を指名しました。シャナハン氏はGoogle共同創業者のセルゲイ・ブリン氏の元妻で左翼活動家です。

つまりRFK Jr.氏がトランプ氏の副大統領候補になることは考えにくいのですが、実際オファーがあったのか、なかったのか。

ロバート・F・ケネディ・ジュニアが副大統領候補を発表、ニコール・シャナハンとは何者か――民主党はパニック

2024年3月27日

トランプとRFK Jr.の関係

トランプ氏とRFK Jr.氏は2人とも元ニューヨーク在住で、旧知の仲だという。しかもトランプ氏は民主党支持だったこともある。

2016年にトランプ氏が大統領選挙に勝利した際、RFK Jr.氏とトランプタワーで直接会談し、新トランプ政権のワクチン安全委員会に任命することを検討したほどだという。

RFK Jr.氏本人がトランプ氏から打診された時のことを語っています。↓
https://www.science.org/content/article/exclusive-qa-robert-f-kennedy-jr-trumps-proposed-vaccine-commission

もちろんこの頃、まだCOVID-19ウィルスもワクチンもこの世に出現していませんが、RFK Jr.氏はその前から特定のワクチンと自閉症などの神経発達障害との関連性に疑問を持っており、2015年から反ワクチン団体「Children’s Health Defense」の会長を務めていました。

その関係から打診したものと思われますが、結局その委員会は設立されませんでした。

RFK Jr.はトランプにとって重要な存在

現在トランプ氏は、RFK Jr.氏は「極左すぎる」と批判しています。

「でも、彼にはいいところがある。私はたまたま彼が好きなんだ」と語る一方で、「残念なことに、彼は”グリーン・ニュー・詐欺”を信じているのだが、多くの人はそれを信じていない。」とも述べた。

彼はバイデンよりずっといい。私が民主党員なら、バイデンよりRFKジュニアに毎回投票するだろう。

RealClearPollingによる最新の世論調査(1月22日~4月2日まで)の平均では、

・トランプ:41%
・バイデン:35.7%
・RFK Jr.:11.7%

だが、トランプvsバイデンの二択になると、トランプ氏のリードはたった0.2%に縮まるという。つまりトランプ氏にとってRFK Jr.氏の存在は大きいということなのです。

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2023年4月1日
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