CNNがついにバイデン一族の怪しいビジネスを報じるも、「今さらかよ」の批判

CNNがバイデンファミリーのビジネスを報じる

バイデン氏が機密文書を持ち出していたことで波紋が広がっており、これまでずっとジョー・バイデン氏を擁護し続けてきた左派メディアのCNNが、ついにバイデンファミリーのビジネスに切り込みました。

現地1月18日にCNNは、バイデン一族の嘘や、副大統領時の私的なビジネスなどについて告発する記事「A famous last name, business deals and a looming probe: Republicans ramp up investigation of Biden family(有名な名字、ビジネス取引、迫り来る調査。共和党がバイデン一族の調査を強化)」を報じました。

記事では息子ハンター・バイデン、弟のジェームズ・バイデンとフランク・バイデンに関する潜在的な利益相反について言及しています。

ただこれはニューヨークポストがバイデンファミリーの怪しいビジネスにスポットを当ててから実に2年以上が経過しており、今さら感が強いことで批判の声があがっています。

「バイデン」の名前を利用したファミリー

記事では、バイデン大統領の一族は長年にわたって、私的なビジネスのために「バイデン」の名前を利用してきたと書いています。

末弟のフランク・バイデン氏は2021年に医療関係者の演説で、兄ジョー氏の影響力を利用して、予算を得るためにできるだけのことをすると発言したという。

その後フランク氏は「兄の肩書きと私的なビジネスとは何の関係もない」「見返りは絶対にない」と語り、バイデンの影響力を否定しました。

もう一人の弟ジェームズ・バイデン氏も、政治的に力のある兄の名前をアピールしていたという。2018年秋にモハナド・アッザム医師との電話の際、ジェームズ氏は兄の名前を出し、そのコネがビジネスの拡張に役立つと言ったという。

またアメリコア・ヘルス社が破産した際にも、ジェームズ氏の暗躍があったと言われており、この訴訟でジェームズ氏は35万ドルの和解金支払いに同意しています。。

息子ハンター・バイデン氏のラップトップのメールについても、父親とウクライナのビジネス仲間のミーティングを手配したことや、メキシコの実業家ミゲル・アレマン・マグナニ氏と父親を会わせたことにも言及しました。

ハンター氏は回顧録の中で、ウクライナの天然ガス会社ブリスマとの関係において「バイデン」の姓が望まれたものであったことを認めており「私の名字がドアを開けたことは間違いない」と書いているという。

批判の声も

この記事に対し、保守派からは「今さらかよ」と批判の声があがっています

「2020年にバイデンが嘘をついていたのがわかっているのに、これが報道されなかったのはおかしい」「この話はもう何年前のことだ?」「2020年にタイムスリップしたような気分だ」などの反応がありました。

一方で、ようやくCNNが取り上げたことを歓迎するような声もあります。

「CNNは少し遅れたが、ついにバイデンが副大統領時代に息子の腐敗したビジネスパートナーと複数回会っていたことを認めた。」


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