サル痘、国内初の感染例――サル痘に関して今のうちに知っておきたい情報

国内初のサル痘感染例

日本国内でサル痘感染者が7月25日に報告されました。

感染者は30代男性で、6月下旬にヨーロッパへ渡航し7月中旬に帰国しましたが、渡航先でサル痘感染者との接触があったという。25日に感染が確認されています。

現在世界75ヶ国で1万6千人超の感染が報告されており、WHOは7月23日にサル痘の緊急事態宣言を行いました。日本政府は25日に感染危険情報レベル1を出しています。

サル痘について

サル痘は主にアフリカで発生しており、1970年にコンゴで初めて確認されました。「サル痘(Monkeypox)」というネーミングですがサルとは関係なく、リスやネズミなどのげっ歯類が感染源だと言われています。

初期症状は頭痛、筋肉痛、発熱、倦怠感などがあり、最初はインフルエンザっぽいという。そのため判別には注意が必要です。その後数日以内に皮膚に発疹のようなものが現れるようです。

数週間で回復するケースが多いようですが、確立された治療法はないため対処療法のみのようです。

死亡率は1~10%程度で、そのほとんどがアフリカで報告されています。また死亡した人のほとんどは幼児か、HIV感染者です。

感染方法はサル痘に感染した動物に噛まれたり、それらの肉を加熱不十分で食べたりすることによるといいますが、おそらく今回はヒトとヒトとの性的接触によるものが多いのでしょう。

というのも先ごろこのブログで取り上げたように、感染者の98%がゲイ又はバイセクシャルの男性と接触しているという調査結果が報告されているからです。米国で幼児2名の感染報告がありますが、これについてもそうした男性との接触があると報告されています。

EUがサル痘ワクチンを承認

さてここからは気になる情報を取り上げていきます。

まず、さっそくEU(欧州委員会)が25日にサル痘ワクチンを承認しました。具体的にはバイエルン・ノルディック社の天然痘用ワクチン「Imvanex」のサル痘への使用を承認しています。

Imvanex(イムヴァネックス)は「非複製型天然痘ワクチン」として天然痘の治療用に開発されたものですが、先だって米国とカナダで対サル痘用として承認されています。

製造元のバイエルン・ノルディック社は「米国政府からの多額の投資によって開発が可能となった」とコメントしていますが、デンマークの会社ですけどね。

一応株価もちょうど5月に上がってます。

ペンシルベニア大学やバイデンとの関係

また以前取り上げたように、米ペンシルベニア大学がサル痘ワクチンの臨床実験をしており、バイエルン・ノルディック社がそれに報酬を支払っていたとの情報があります。

その時の記事↓

バイデンと関係の深いペンシルベニア大学が、サル痘ワクチンの臨床実験を行って報酬を得ていた――ファウチは資金提供

2022年5月28日

ペンシルベニア大学にはジョー・バイデン大統領のシンクタンク「ペン・バイデン・センター」があり、関係が深いといわれています。バイデン政権はサル痘ワクチンの購入に1億ドル以上支払っているという。

またペンシルベニア大学は、ファイザー社のコロナmRNAワクチンの開発に携わり巨額の報酬を得ていると言われていて、ワクチンが売れれば売れるほど儲かる構造になっていると言われていますが、どうなんでしょう。

2月に武漢ウィルス研究所が検査方法を発表

また今年2月には、あの武漢ウィルス研究所がサル痘のPCR検査方法を発表しています。

これは季刊科学雑誌『Virologica Sinica』に掲載されたもので、武漢ウイルス研究所の研究者9人が携わっています。

気になるのは、まるで予定されていたかのようにすべてが都合のいいタイミングだと言うことですよね。偶然なのか、何なのか。

関連記事↓

【タイミング良すぎ?】サル痘に早くも怪情報――ウクライナの生物学研究所説、武漢ウィルス研究所は2月にPCR検査法を発表していた

2022年5月23日

WHOがサル痘ワクチンは実験であることを認める

さらにWHO(世界保健機関)は、サル痘ワクチンを接種する人は全員、その注射が有効かどうかを検証するための臨床試験の一部であることを認めました。

WHOのティム・グエン感染症対策局長は「このワクチンは大規模に利用された事がないため、その有効性は不明である」とし、「このワクチンを提供する際には臨床試験研究を行い、これらのワクチンの有効性の理解を深めるため、積極的にデータを収集する必要がある」と述べました。

治験の実験台ってことですかね?

ビル・ゲイツの予言

2月にビル・ゲイツ氏は「次のパンデミックがやってくる」と発言しています。

この大富豪がどんな情報源を持っているのかわかりませんが、農地を買いまくって米国トップレベルの農地オーナーになっていたり、この人の言動すべてが不気味すぎます。

もともとパソコンのOS屋さんがなぜ?

だからこれからの時代は個人個人が情報のアンテナを鋭くして、情報を吟味しなければ身を守れません。

今後も気になる情報を取り上げていきますからチェックして下さい。

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2023年4月1日
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