稲田朋美防衛大臣のお騒がせ感

相変わらず稲田朋美防衛相が世間を騒がしている。
言うまでもなく共同通信のスクープ「PKO日報データの隠蔽に稲田氏が関与していた」問題。で今回も相当な批判にも関わらず、まだ続投の意思は崩していないわけだけど。

PKO日報問題

そもそも自衛隊は「海外での武力行使」を憲法第9条で禁じられているし、PKO法にも「停戦合意の存在」や「中立性」などの条件があり、この要件が満たされなかった場合、即座に中止・終了となる。
当然南スーダン派遣も、現地で道路整備などの任務に協力するという事で派遣されていた。政府もこれまで「自衛隊が活動する首都のジュバ市内は比較的安定している」と繰り返してきた。

ところが、昨年7/7~7/12にジュバ市内で百名以上の死者を出す大規模な戦闘が勃発した。この時の日報をフリージャーナリスト布施祐仁氏が情報開示を請求した際、防衛省は「すでに破棄した」と非開示を通知。
後にこの日報データが見つかり、隠蔽に稲田防衛相が了承していた、との疑惑が共同通信によってスクープされた。

これに対し稲田氏は今のところ、報告があったとは認識していない、と全面否定の姿勢を貫いてる。

参考:【全文】自衛隊は南スーダンで「戦闘」していたのか。黒塗りの日報、公開します

安倍首相の寵愛

今回に限らず、とかく稲田氏の言動は常に物議を醸してきた。
森友学園問題の時も、弁護士である稲田氏が「顧問弁護士だった事実はございません」と国会で否定するも、実際には森友側の代理人として出廷していた事実が発覚し謝罪。

つい最近も、都議選の応援演説の際に「ぜひ当選、お願いしたい。防衛省・自衛隊、防衛相、自民党としてもお願いしたい」と訴え、これが禁止されている自衛隊の政治利用ではないか、ということで批判を受け謝罪。本来弁護士のはずが、軽率な発言だったと言わざるをえない。

これ以外にも色々とあるが、そのたびに政府、というか安倍首相は不問に付してきた。一部で、トランプ大統領からも「あの役立たずの女性防衛相を早く交代してくれ」と言われたと報道されたこともある。もちろん真偽の程は定かではないが、なにかある毎に「お咎めなし」の過保護っぷりには、正直疑問を抱く人は多かったはずだ。

こうした安倍首相の稲田氏への寵愛ぶりは疑いの余地もないが――というのも彼女は、安倍首相自身の肝いりで政治に引っ張り込んだという経緯がある。また彼女の極端な右寄り思想が、安倍首相のそれと合致するからだとも言われている。
だとしても、どう贔屓目に見ても彼女の政権sageっぷりは明らかで、この意味不明な「稲田押し」が、もりかけ問題と並んで安倍政権の支持率低下の要因の一つだと思うのだが、そこは譲れないらしい。

それを証明するのが、安倍氏と稲田市の相性だ。この二人のホロスコープを重ねてみると、明らかに安倍氏は稲田氏に安定を乱されるようになっている。もちろん当人にその意識はないのだろう。

内:安倍首相/外:稲田防衛相

内:安倍首相/外:稲田防衛相

稲田朋美防衛相のホロスコープ

稲田朋美氏:出生ホロスコープ

稲田朋美氏:出生ホロスコープ

一方で稲田氏個人のホロスコープは非常に興味深い。
一見パワフルといえばパワフルかもしれないけど、逆に言えばとっ散らかり感がすごい。基本ブレブレな人だと思うし、たぶん俯瞰というか客観視が苦手なので、それがバランスを欠いた言動を引き起こす要因になっているのではないか。外すっていう感じで。

このホロスコープのエネルギーが他者の反応って見た時に、やっぱりお騒がせな人だなとか思うわけ。反発が大きくて、しかもそれががどんどん広がってしまうという感じで。

個人的には、一国の防衛大臣が「巻き髪に網タイツ」っていうのが気になってる。
金星・月は確かに媚びを売っているように思えるが、防衛大臣でそれはないんじゃない?しかしその部分を周囲が忠告をしても、本人は聞く耳を持たないようだ。

ちなみに今は土星の年齢なので、野心的になっているのだろう。
こんな記事がある。

参照:稲田防衛相 夫名義で軍需株 5社で計2万2000株 初入閣後に取得か

これによると、稲田氏は夫名義で軍需企業5社の株を保有しているとある。
しかも行政改革担当相として初入閣した時の資産公開の時は保有しておらず、それ以降に購入されたようだ。稲田氏は今まさに防衛大臣なので、明らかに軍需企業の業績アップが見込まれる故の購入、と見られても仕方がない。というかこういうのを見ると、この人ホントにヤベーやつじゃん、って思われるのがわからないんだろうか。

まあ稲田氏はともかくとして、日報を隠蔽するような自衛隊であってはいけない。
それが国家ぐるみだったとすればなおさらで、戦前・戦中時の大本営発表と何ら変わらず、いずれ暴走を招くだけだ。そうなったら日本は、あの敗戦から何も学習しなかったということになる。当時はマスコミもグルになって国家の暴走を隠蔽したが、それを防ぐ意味でもマスコミは常に監視するスタンスでなければならない。

それは大げさだろ、と思うかもしれないけど、小さなことから傲慢化しエスカレートしていくのが地球社会だから。そして忘れちゃいけないのは、それが起こってもおかしくない時代=山羊座冥王星だということ。

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2023年4月1日
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